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2018.07.21

ドレイク効果でマイケル・ジャクソンが全米チャートに復帰

マイケル・ジャクソン(Photo by Kevin Mazur/WireImage)

先週の音楽チャートの話題といえば、ドレイクがいかに偉大な記録を達成したかというものが多かった。しかし、歴史を作ったスーパースターはドレイクだけではない。

ビルボードのシングルチャート「Hot 100」に数年ぶりに登場したのが、かの偉大なマイケル・ジャクソンだ。ドレイクの新アルバムでアルバムチャート1位を獲得した「Scorpion(スコーピオン)」に収録されている「ドント・マター・トゥ・ミー(Don’t Matter to Me)」にジャクソンの未公開だったボーカルが使用されているのだ。このシングルは9位にランクインし、同アルバムからは合計4曲が初登場トップ10入りを果たしている。

ビルボードによると、ジャクソンは米国のソロアーティストとして合計30曲をトップ10に送り込んだ、5人目のアーティストとなった。他にもドレイクとリアーナが31曲、ビートルズが34曲、マドンナが38曲を記録している。

「ドント・マター・トゥ・ミー」はジャクソンがフィーチャーされた楽曲としては初めて10位以内に入った楽曲だ。つまり、トップ10入りしている他の29曲は、ジャクソンがリードアーティストとして発表した楽曲だ(リードアーティストが2人いる曲も含まれている)。また、この30曲にはジャクソン5時代の楽曲は含まれていない。

以下にマイケル・ジャクソンがこれまで10位以内に送り込んだ30曲を掲載する。

「Got to Be There(ガット・トゥ・ビー・ゼア)」
「Rockin’ Robin(ロッキン・ロビン)」
「Ben(ベンのテーマ)」
「Don’t Stop ‘Til You Get Enough(今夜はドント・ストップ)」
「Rock with You(ロック・ウィズ・ユー)」

「Off the Wall(オフ・ザ・ウォール)」
「She’s Out of My Life(あの娘が消えた)」
「The Girl Is Mine(ガール・イズ・マイン)」
「Billie Jean(ビリー・ジーン)」
「Beat It(今夜はビート・イット)」

「Wanna Be Startin’ Somethin’(スタート・サムシング)」
「Human Nature(ヒューマン・ネイチャー)」
「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」
「Say Say Say(セイ・セイ・セイ)」
「Thriller(スリラー)」

「I Just Can’t Stop Loving You(キャント・ストップ・ラヴィング・ユー)」
「Bad(バッド)」
「The Way You Make Me Feel(ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール)」
「Man in the Mirror(マン・イン・ザ・ミラー)」
「Dirty Diana(ダーティー・ダイアナ)」

「Smooth Criminal(スムーズ・クリミナル)」
「Black or White(ブラック・オア・ホワイト)」
「Remember the Time(リメンバー・ザ・タイム)」
「In the Closet(イン・ザ・クローゼット)」
「Will You Be There(ウィル・ユー・ビー・ゼア)」

「Scream(スクリーム)」
「You Are Not Alone(ユー・アー・ノット・アローン)」
「You Rock My World(ユー・ロック・マイ・ワールド)」
「Love Never Felt So Good(ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド)」
「Don’t Matter to Me (ドント・マター・トゥ・ミー)」

編集=上田裕資

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