銀座の中央通りに店舗を構える正規時計販売店「日新堂」は、高級時計を手にするという、とても晴れがましい気持ちに応えてくれる名門店。なぜなら「日新堂」は、三つの究極を備えているからである。
第一の究極「銀座」~銀座に老舗で時計を買うという喜び~世界に名を知られるブランド街である「銀座」には、ラグジュアリーメゾンや時計ブランドのブティックがとても多い。しかし、銀座のど真ん中である中央通りに店舗を構える正規時計販売店は「日新堂」しかない。
なぜなら日新堂は、この地で昭和23年(1948年)に設立し、銀座の変化を見つめながら、時計や貴金属を販売してきたという歴史があるからだ。そして昭和36年には本社ビルが完成。ショーウィンドゥに飾られた高級時計たちが、銀座の優雅な風景を作っていった。
日新堂は1997年に世界の宝飾・時計専門店のリーディングメンバーによる「インタープロフェッショナル協会(AIHH)」に加盟。さらに2016年には銀座本店をリニューアルし、1階フロアを優雅なエントランスとすることで、“銀座の高級時計店”にふさわしい重厚な格式を作り出している。ここに一歩足を踏み入れた瞬間から、特別な体験が始まるのだ。
高級時計は人生を共に歩む美しい相棒であり、それを手にするというのは、とても晴れがましい出来事だ。歴史ある銀座の名店「日新堂」で時計を手にする経験はそれだけでも価値があることであり、良き思い出として記憶に残ることだろう。
1階のエントランスに一歩足を踏み入れると、銀座の賑やかさとは切り離された、重厚な雰囲気に包まれる。日新堂・銀座本店の稲月店長。豊富な商品知識と丁寧な接客で信頼を集めている。第二の究極「二大ブランド」~最高峰のみ扱うというスペシャリティ~様々なブランドを扱うことで多くの選択肢から時計を選べるのが「正規時計販売店」のメリットであり、ブランドは限定することで世界観を濃厚に堪能できるのが「ブランドブティック」のメリットである。ところが日新堂は、その両方を融合させた。
正規時計販売店でありながら、数々の王侯貴族に愛されてきたパテック フィリップとジュネーブの最古参ブランドであるヴァシュロン・コンスタンタンという“二大ブランド”のみを扱うというユニークな戦略をとっているのだ。(他に国産二大ブランドも扱う)
日新堂ではブランドごとにフロアを分けているので、世界観を存分に味わえるようになっている。もちろん両ブランドを見比べながら、時計を選ぶという贅沢な楽しみ方だって可能だ。
顧客のニーズを意識して、パテック フィリップは年次カレンダーなどのコンプリケーション系を充実させる一方で、ヴァシュロン・コンスタンタンは「パトリモニー」や「トラディショナル」などのシンプル系を多く扱うのも特徴。商品も充実しているので、最高の出会いが待っているだろう。
3階にあるパテック フィリップ・フロア。什器やディスプレイはブランドが定めた基準に合わせている。パテック フィリップが1996年に特許を取得した、「年次カレンダー」モデルの人気が高い。ヴァシュロン・コンスタンタンのフロアは4階。濃淡でメリハリを利かせた内装になっている。
第三の究極「アフターサービス」~購入後の安心感こそが、最高のホスピタリティ~高級時計は定期的にメンテナンスをしながら、一生かけて愛し抜くものである。大切な時計を預けるのだから、窓口となる時計店には、何よりも“信頼”が求められる。さらに繊細なメカニズムを壊してしまわないように、取り扱い方法や日々のケアについても、購入前も説明を受けられるので、扱いが難しいコンプリケーションウォッチを購入する場合も安心だ。
その点日新堂には、永きにわたって高級時計を販売してきたという実績がある。さらには2階をメンテナンスサービス用のフロアとし、熟練の時計技術者を常駐させることで、電池やストラップの交換、あるいはブレスレットの長さ調整といったクイックサービスにも対応してくれるというのもうれしい。実際の作業を顧客に見せるということは、それだけ技術に自信があるという証であり、これも安心感につながっていく。
丁寧にケアされた高級時計は、次の世代まで受け継げる。それを可能にするための万全のアフターサービスこそが、日新堂が誇る“究極のホスピタリティ”なのである。
2階がアフターサービスの受付。ここもパテック フィリップの世界観で統一されている。衝立の奥は商談スペースで、窓からは銀座の街が見える。時計技術者が常駐する作業スペースは、コンパクトながら機能的。メーカーから特殊工具を提供されるため、通常の時計店では不可能な作業も可能である。ビジネス街でもある西梅田エリアにあるヒルトンプラザ・イーストの地下1階にある「銀座 日新堂 大阪ヒルトンプラザ店」。パテック フィリップを中心に厳選された3ブランドのみを扱う。