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Bershadsky Yuri / Shutterstock.com

7月18日、ビットコインの価格が急騰し、約1カ月ぶりに7000ドル台に回復。一時は7500ドルを突破した。年初来でみると47.85%の下落となっているが、わずか1時間ほどの間に600ドルもの上昇を遂げたことは注目に値する。

しかし、この急騰の原因は何なのだろう。筆者は7月17日の時点で、ビットコインを取り巻く弱気相場は収束に向かうと予測しており、今後は再びFOMOステージ(Fear of Missing out、乗り遅れへの恐怖)に突入すると述べていた。

金融当局も仮想通貨を法の枠組みに取り入れる動きを進めており、非常に厳格な規制で知られた日本でも状況は変化した。SBI傘下の仮想通貨交換会社「SBIバーチャル・カレンシーズ」も、7月17日から新規の口座開設の受付を開始した。

また、今回の値上がりの主要因の一つが、7月16日に米資産運用会社「BlackRock」が仮想通貨とブロックチェーンに関するワーキンググループを設置したと報じられたことだ。世界最大の資産運用会社が仮想通貨分野に乗り込んだことは市場から歓迎された。ゴールドマン・サックスが仮想通貨に前向きな姿勢を示した際にも、市場の期待は高まった。

BlackrockのCEOは今後の取り組みの詳細を明らかにしていないが、同社が仮想通貨市場に参入するのは、今後の価格の上昇に期待を寄せているからに違いない。

また、7月18日には米国の下院農業委員会と金融政策小委員会において、仮想通貨に関するヒアリングが行なわれる。ここで仮想通貨に対する前向きなスタンスが示された場合、そらなる相場の上昇も期待できる。

今後のビットコイン相場で重要な指標となるのが、6月7日につけた7749ドルを突破できるかどうかだ。前向きな材料がそろいつつあるなかで、今後しばらくは強気の相場が続くと筆者は考えている。

編集=上田裕資

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