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ガンズ・アンド・ローゼズのメンバー アクセル・ローズ(左)スラッシュ(右)(Photo by Ollie Millington/Getty Images )

2016年4月に再結成ツアーを始動したガンズ・アンド・ローゼズのツアー収入は、年内に5億ドル(約560億円)を突破する見通しだ。その一方、彼らが1991年にリリースした楽曲「November Rain」のユーチューブでの再生回数が10億回を突破した。

「November Rain」は1990年代の音楽ビデオとしては、初めて10億回再生を突破した作品になった。ユーチューブが登場する以前に作られた音楽ビデオが、10億回再生を突破するのはこれが初めてだ。また、彼らの1980年代の楽曲、「Sweet Child O’ Mine」も膨大な再生回数を記録している。

「November Rain」は2017年に、1日平均で56万回近く再生されていた。1990年代の音楽ビデオで、この楽曲に次いで2番目に再生回数が多いのはクランベリーズの「Zombie」で7億3900万再生。3位はニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」で7億2700万再生となっている。

また、1980年代の音楽ビデオのランキングでも、首位はガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O’ Mine」で、6億9200万再生を記録している。ユーチューブのデータによるとガンズ・アンド・ローゼズは米国よりも海外で支持されており、2018年の全再生回数の83%が米国以外で、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビアの順となっている。

ただし、全ての音楽ビデオを対象にしたランキングでは、トップ20作品は全て10年以内にリリースされた作品となっている。1位の「Despacito」の再生回数は53億2000万回を突破している。

ガンズ・アンド・ローゼズの再結成ツアーがアナウンスされたのは2015年で、当時、関係者らは1公演あたり300万ドルの興行収入を見込んでおり、ツアー収入は1億ドル以上が予測された。

そして、2016年4月のコーチェラフェスで、アクセル・ローズとスラッシュが23年ぶりに同じステージに立ち、ツアーは始動した。これまでのツアー収入は4億8000万ドルを記録し、今年も11月末までに約30公演を予定している。

彼らのツアーは、1公演あたり385万ドルの売上を記録しており、ロック界で4番目に平均売上額の高いツアーとなっている。1公演あたりで最も稼いだランキングでは、首位がコールドプレイで1公演あたり500万ドル。続いて、ローリング・ストーンズ、U2の順となっている。

ガンズ・アンド・ローゼズは今年5月に1987年のスタジオデビューアルバム「Appetite For Destruction」のリマスター盤をリリースした。ロック界ではピンク・フロイドの再結成に向けた期待も高まっている。

編集=上田裕資

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