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dennizn / Shutterstock.com

中国のロボット掃除機メーカー「Ecovacs Robotics」は5月28日、上海株式市場に上場し、約1億2100万ドル(約136億円)を調達。創業者のQian Dongqiはビリオネアの仲間入りを果たした。

Ecovacsの国際部門プレジデントのDavid Qianは「調達資金により製造工程の効率化を進め、マーケットシェアの拡大を図りたい」と述べた。昨年のデータでは、ロボット掃除機分野でEcovacsは中国で65%、アジア地域では47%の市場シェアを獲得。欧州でもiRobotに次いで2位のメーカーとなっている。

Ecovacsは今後のシェア拡大を狙う米国で、アマゾンが7月16日に開催するプライムデーに大きな期待を注ぐ。統計サイト「Statista」によると、昨年のプライムデーの売上は24億ドルに達し、2015年の2倍以上の売上を記録していた。

ここ数年、中国メーカーらは米国進出への足がかりとしてアマゾンのマーケットプレイスに押し寄せている。アマゾンはF2C(工場から消費者直送)型のビジネスモデルを推奨しており、メーカー側は流通コストを抑えつつ低価格の製品を米国に送り出せる。

アクセサリーメーカーの「Anker」のSteve Yangや、電動バイクメーカー「Ancheer」の広報担当者らも、プライムデーは彼らにとって最も重要な販売機会の一つだと述べた。

Ecovacsにとってプライムデーは製品の評価を確立する上でも大切な機会だ。「当社の製品はアマゾンの掃除機カテゴリの売上ランキングでトップ3に入っており、平均評価は4.5を獲得している」と同社のグローバル部門のJonathan Tangは述べた。

プライムデーの重要性を認識するEcovacsは今年、アマゾンと特別な契約を結び、前倒しの形で7月9日からセールを始動させたという。Tangによると、これはアマゾンにとっても同社にとっても意味のある取り組みなのだという。

「アマゾンとのパートナーシップは、Ecovacsのブランド認知度を高める。アマゾンの側としても、売上の増大が期待できる」とTangは話した。

編集=上田裕資

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