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Got my mind on your money.

Casimiro PT / Shutterstock.com

中国企業はここ数年、米国企業を上回る成長スピードを達成しようとしてきたが、なかなか難しかったのも現実だ。

しかし、今年1月に転機が訪れた。米トランプ政権は中国の半導体企業「NAURA(北方華創)」が、米国のソーラー機器メーカー「Akrion System」を買収することを承認した。さらに6月には中国のコングロマリット「China Oceanwide Holdings Group(中国泛海控股集団)」が、アメリカの保険会社「Genworth Financial」を買収することを認めた。

フォーブスは毎年「世界の有力企業2000社ランキング(Global 2000)」を公開している。そこから特に成長度の高い企業を抽出したランキング「グロースチャンピオンリスト(Growth Champions list)」で今年は上位10社のうち7社が中国企業となった。また、トップ5社が全て中国企業だった。

昨年は上位10社入りを果たした中国企業は、4社にとどまっていた。今回のグロースチャンピオンリストは、Global 2000に選ばれた企業の2014年から2017年にかけての売上と利益を複合した成長率を比較し、上位250社を選出した。

今年1位に入ったのは中国の不動産開発企業の「Greenland Holdings Group(緑地控股集団)」で昨年の売上は448億ドル(約5兆円)、利益は15億ドルだった。Greenlandは先月、米国のインフラ企業「AECOM」と提携を結び注目を集めた。GreenlandとAECOMは、ロサンゼルスで過去最大規模のホテル建設プロジェクトを始動させようとしている。Greenlandの時価総額は139億ドルに達している。

上位2位から5位までの中国企業は順に、「HNA Technology」「S.F. Holding」「Hubei Biocause Pharmaceutical」「Sumec Corporation」となっている。

また、10位には韓国企業のSKホールディングスが入った。同社は通信キャリア事業やITサービス、化学やエネルギー事業を手がけている。SKは昨年、利益を倍増させ2017年の利益は40億ドルを計上していた。

編集=上田裕資

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