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I write about leveraging neuroscience to create remarkable leadership.

心理学者のショーン・エイカー(Photo by Marla Aufmuth/Getty Images for Pennsylvania Conference for Women)

私はリーダーシップと企業文化のコーチとして、常に新たなインスピレーションに目を光らせている。リーダーシップに関する他人の経験、戦略、アイデアを学ぶことで、自分の見識を大きく広げることができる。

以下に、著名なリーダーたちによる有益なスピーチを簡潔にパッケージ化した7本のTEDトークを紹介する。

1. ジョン・クラークソン「How Should A CEO Lead? A Musical Exploration (仮題:CEOはどう率いればいいのか? 音楽的探求)」

ボストン・コンサルティング・グループの元CEOであるジョン・クラークソンが、強力なリーダーシップをさまざまな音楽的比喩で説明している。彼は比較を通じて、うまくいく方法とそうではない方法を指摘し、最終的に非常に納得できる方法を選び出す。これまで自分では考えてもみなかったことに驚くような結論だ。

2. サイモン・シネック「なぜ優れたリーダーの元では安心を感じられるのか」

経営理論家のサイモン・シネックは、信頼関係の構築は良いリーダーの資本となるものだが、それには大きな責任も伴うと主張する。シネックはこのTEDトークで、信頼のある仕事環境を構築する方法を示し、その環境が力強い従業員とリーダーを育てる上でいかに重要かを解説している。とても納得のできる内容だ。つまるところ、信頼と責任は優れたリーダーシップの基盤なのだから。

3. ダン・アリエリー「仕事のやりがいとは何か?」

人は誰しもが、自分に働くモチベーションを与えてくれるものはいったい何なのかを考えたことがあるはずだ。行動経済学者のダン・アリエリーは、その答えを私たちに示してくれた。彼は、給料だけをモチベーションとする人はおらず、誇りや創造性も同じくモチベーションを生むと指摘。難しい課題に取り組むことは、仕事上で満足感を得るのに重要な要素であり、何もせずにただ座っているだけでは達成感を得られない、と語る。この約20分間の講義では、仕事に対して私たち感じていることの全てが凝縮されており、笑いも誘う内容となっている。

4. ショーン・エイカー「幸福と成功の意外な関係」

心理学者のショーン・エイカーはアリエリー同様、幸せな社会人生活について解説している。彼いわく、仕事が幸福に影響を与えるのではなく、実際はその逆なのだという。エイカーによると、人は幸福な時、仕事により懸命に打ち込む傾向がある。つまり、私たちの考え方が仕事に直接影響を及ぼすのだ。「ポジティブ心理学」推進派であるエイカーは、幸福度と仕事は本質的に結びついていると説明する。私は、職場での幸福が感情的つながりやエンゲージメントに不可欠だと考えているため、幸福が仕事へ良い影響を与えるというエイカーの説明を聞いて大いに刺激を受けた。

編集=遠藤宗生

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