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2018.07.11 19:00

昇進させる従業員はどう選ぶ? 管理職が見ている8つの特徴

ESB Professional / Shutterstock.com

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管理職は、従業員をただ好き勝手に昇進させるわけではない。能動的に従業員を観察し、昇進の準備ができたサインを探している。

管理職は、複数の要素を考慮し、軽はずみな決断を下さない。従業員のパフォーマンスを常に評価し、進捗を追っているのだ。ここでは、昇進させる従業員を選ぶ際、管理職が注目する8つの特徴を紹介する。

1. 自発性がある

管理職が将来性のある従業員を見極める際、最初に注目する要素の一つは、従業員が上司からの指示をどれくらい必要としているかだ。真っ先に昇進させられるタイプは、自分から行動を起こすのが得意な人だ。こうしたタイプは、誰かに促されなくても自分で取り組みを進められる。

2. 定量化できる業績や能力がある

管理職は数字やデータだけを参考にするわけではない。とはいえ、数字には重みがある。管理職は、何らかの方法で定量化できる業績や影響力を持つ従業員を探している。これには数多くの基準があり、売り上げや前年比の業績の伸び、顧客サービスのスコアなどが挙げられる。就きたいと考えている仕事で重要になる測定基準は昇進の基準にもなるため、こうした基準をあらかじめ特定しておくことが大切だ。

3. 大きな責任に対処できる

従業員の責任が徐々に増していることは、昇進の準備ができていることを示す確実な証拠だ。この点をアピールするには、引き受ける仕事の量を増やす、チームプロジェクトでより大きな役割を引き受けるなど、さまざまな方法がある。

管理職は、各従業員がどのように責任に対処しているかも見ている。注目されるのは、従業員の責任が大きくなっても、以前と変わらず良いパフォーマンスを発揮できるかどうかだ。

4. 解決策を探せる

愚痴をこぼすことは誰しもあるが、実際に解決策を実践できる人はなかなかいない。管理職は、何かを批判した後に実行可能な解決策を提案できる従業員を探している。優秀な従業員は解決策を提示し、争いを解決するために必要なステップを実践することができる。文句を言ってはならないわけではないが、前向きなコメントや貢献をする方が、愚痴をこぼすことより大きな重みを持つことを心に留めておこう。

5. 対人関係のスキルがある

昇進するとほぼ必ず増えるのが、他者と協働したり他者を管理したりする機会だ。コミュニケーションのスキルや争いを解消する能力、人と接する態度など、対人関係のスキルはリーダーにとって非常に重要だ。管理職は、従業員の中でも進んでプロジェクトを率いたり、必要なときには誰かに権限を譲ったり、対立が生じているときに仲介者として行動したりできる人材を探している。
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翻訳・編集=出田静

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