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3. 企業の営業担当よりうまく製品を売り込む

最近大学を卒業して以降、連絡を取り続けてくれている若者がおり、私は彼の就職活動の進捗具合を追ってきた。彼は卒業に際して数十社に履歴書を送付したが、返事が返ってこなかった。しかし、初めて対面での面接にこぎ着けたとき、採用責任者は既に他の人を採用すると心に決めていたにもかかわらず、彼はほぼ即決で採用された。

彼がしたことは、その企業の主要製品のセールストークを作り、何時間も練習すること。面接で「当社の製品について何をご存知ですか」と質問した採用責任者は、彼が披露したセールストークを聞き、感銘を受けた。面接は金曜で、彼は週末明けの月曜日に採用された。

彼の最初の業務は、同社のベテラン営業担当向けにセールストークを録音することだった。彼は上司から「あなたほど、当社の製品をうまく説明できる人はいない」と言われた。コミュニケーションの達人は、代わりの利かない存在だ。

4. 「3の法則」に従う

質問に対し、候補者が長々と答えることを好む人はいない。私の記事を定期的に読んでいる人ならもうお分かりだろうが、私が好む定番のテクニックとして、「3の法則」と呼ばれるものがある。簡単に言えば、人間が短期的に(作業記憶として)覚えていられるのは、3つから5つの要点のみだということだ。

28個のメッセージを列挙して聞き手を面食らわせてはいけない。伝えるポイントは3つに絞ること。転職エージェントには、自分を採用すべき理由を3つ、会社に利益をもたらす自分のスキルを3つ、履歴書の大事なポイントを3つ伝えよう。

5. ビデオ通話面接に備える

現在、ゴールドマン・サックスを含む多くの企業が、対面式面接の数を減らすため、ビデオ通話面接を活用している。ビデオ通話で他の候補者の一歩先を行くための戦略をいくつか紹介する。

・その企業で働く人よりも25%良い服装をする。
・照明と背景に気をつける。ベッドメーキングをしていない寝室で通話したり、ホワイトボードを背景にしたりしない。明るく静かでプロフェッショナルな、オフィスのような場所を使おう。
・猫背にならない。背筋を伸ばして座り、姿勢に注意する。
・簡潔ながらも具体的に話す。候補者が各質問に2分で答えなければならないような短時間のビデオ通話面接では、3の法則が特に有効だ。
・笑顔で、自然に振る舞う。
・カメラにアイコンタクトを取る。一方で、自然に会話するときのように、時々目線を外しても構わない。

リンクトインやマッキンゼーのような企業が最近行った調査ではどれも、コミュニケーションスキルの需要は高いものの、供給は少ないという同じ結論が出ている。話術を極め、採用責任者を感動させれば、競争率の高い仕事を獲得する確率は上がるだろう。

編集=遠藤宗生

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