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シャオミCEO レイ・ジュン(Photo by VCG/VCG via Getty Images)

中国のスマートフォンメーカー「シャオミ(小米)」は7月9日、香港市場に株式上場を果たしたが、米中の貿易摩擦や今後の売上見通しへの懸念が高まるなかで、株価は厳しい滑り出しとなった。

シャオミの株価は9日の終値を16.80香港ドルで迎え、IPO価格の17香港ドルを20セント下回った。しかし、今回の上場により創業メンバーのなかから新たに3名のビリオネアが生まれた。

同社のCEOのレイ・ジュンは以前からフォーブスのビリオネアリストのメンバーだったが、9日時点の彼が保有するシャオミの株式の評価額は140億ドル(1.6兆円)以上に達した。また、シャオミのプレジデントである米国籍のLin Binの資産額も53億ドルとなった。Binは2015年と2016年にもビリオネアリストに入っていた。

今回の上場により新たにビリオネアに加わったメンバーは、シニア・バイスプレジデントのHong Feng(資産額14億ドル)、チーフ・ブランドオフィサーのLi Wanqiang(同14億ドル)、共同創業者のWong Kong Kat(同13億ドル)らだ。

シャオミにはさらに別の共同創業者が3名(Liu DeとWang Chuan、Zhou Guangping)いるが、彼らの資産額は現時点では10億ドルに届いていない。

CEOのレイ・ジュンの資産額はシャオミの株式以外の資産も含めると156億ドルに達している。しかし、テンセントのポニー・マー(資産430億ドル)やアリババのジャック・マー(同409億ドル)といった中国のテック業界の富豪と比べると、かなり見劣りする額だ。

中国人のビリオネアの数は米国に次いで世界2位となっている。シャオミの今後の株価は、同社のハードウェアが母国や海外でどこまで売上を伸ばし、利益率を高められるかにかかっている。

かつて「中国のスティーブ・ジョブズ」との異名で世界にその名を轟かせたレイ・ジュンは2014年のフォーブスアジアの「ビジネスマン・オブ・ザ・イヤー」に選出されていた。

編集=上田裕資

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