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Lukasz Pajor / shutterstock.com

英国の欧州連合(EU)からの離脱、ブレグジットの“D-デイ”が近づくなか、英国にとっては世界の終わりが近いと考えている人もいるかもしれない。だが、その英国にとっては朗報と言える調査結果が発表された。

運用資産額が昨年末時点で約166億ユーロ(約2兆1300億円)に上る不動産投資運用会社、英サヴィルズ インベストメント マネージメントが公開した欧州の「ダイナミック・シティーズ」ランキングによると、6カテゴリーに分けて行った評価の結果、トップ20に入った都市が最も多かったのは英国だった。

全体ランキングでは1位と2位がロンドン、ケンブリッジとなったほか、オックスフォード(8位)、エディンバラ(12位)、ブリストル(16位)が上位20都市に入っている。

また、英国は以下の都市が40位までに名を並べた──マンチェスター(29位)、ニューカッスル・アポン・タイン(31位)、ベルファスト(33位)、カーディフ(34位)、バーミンガム(39位)。

調査結果とランキング

サヴィルズ インベストメント マネージメントはランキングの作成にあたり、経済協力開発機構(OECD)統計ハンドブックなどに基づき指標を作成。今年第1四半期中に収集した欧州130都市(各国の首都と人口25万人以上の都市、人口増加が予想されている都市)に関するデータを同指標に基づいて分析し、以下6つのカテゴリー別に順位付けした。

(1)イノベーション、(2)インスピレーション、(3)インクルージョン:多様性の受け入れ、(4)インターコネクション:相互接続性、(5)インベストメント:投資、(6)インフラ

これらの結果が示すのは、優秀な人材を引きつけて確保し、イノベーションを推進し、生産性を向上させる各都市の能力だ。これらは、商業用不動産市場の成功にもつながる富と人口の増加を後押しするものとされている。

イノベーションは、この調査においては「新たなアイデアや手法、製品の創出」と定義した。特許やスタートアップ、一流大学の数、イノベーションに関与する団体や出資状況などについて調べた結果も含めている。

インベストメントのカテゴリーでは、富に関する複数の指標と現在・将来の不動産投資活動、エネルギー・水価格の上昇の影響を抑えることにつながる持続可能な建物の数、法的リスクなどを評価した。

また、文化や民族性、宗教、年齢、性別などに対する都市の多様性について評価するインクルージョンのカテゴリーで、特に高評価を得たのはロンドンだった。公共交通機関のネットワークや生活費などについて調べた結果も、この分野において考慮した。

全体のランキングのほか、イノベーションとインベストメントの分野での順位は以下のとおりとなっている。

編集=木内涼子

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