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2018.07.06 15:00

世界をニュージーランドへ注目させた「ソーヴィニヨン ブラン」

CLOUDY BAY SAUVIGNON BLANC

CLOUDY BAY SAUVIGNON BLANC

祝杯をあげるとき、自分自身の時間を楽しむとき、孤独を噛みしめるとき……
一杯の酒と向き合う空間に身をおくひとときは、明日への活力となる。

ワインの世界はオールドワールドとニューワールドに二分されている。すなわち、フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパ大航海時代からワインを造っているオールドワールドと、それ以降にワイン造りが伝わった新興国のアメリカ、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなどのニューワールドである。

ながらく、ニューワールドのワインはコストパフォーマンスが高く(つまり比較的安価で)、カジュアルに飲むタイプが多いと言われてきたが、この20年ほど、その品質の高さがワイン評論家たちから注目されるプレミアムなワインレンジも増えてきた。

その代表格とも言えるワインが、クラウディー ベイ。ニュージーランド最大のブドウ産地であるマールボロ地区は周囲を海に囲まれた海洋性気候であり、冷涼な気候ながらニュージーランドで最も日照時間が長く、熟成度が高いブドウが収穫できることで知られている。

このマールボロ地区で栽培されるソーヴィニヨン ブランで、ニュージーランドの白を世界に知らしめたワイン、それがクラウディー ベイのソーヴィニヨンブランだ。

ソーヴィニヨン ブランは白ワインの代表的な品種であり、「ハービシャス(ハーブや草の香りのような)」と表現されるフレッシュなアロマと心地よい酸が特徴。

フランスではロワールやボルドーの土壌が相性がよいらしく、サンセール、プイィ・フュメ、グラーブなど多くの人気ワインが誕生しているが、ニューワールドなら断然ニュージーランド、それもマールボロのクラウディーベイというわけなのである。

その理由は際立った香りにあるといえるだろう。グレープフルーツやハーブなどのさわやかな香りは食欲をさそい、キレのよい酸は料理をよりおいしく引き立てるため、アペリティフや食事のパートナーとしてふさわしい1本なのだ。

このクラウディー ベイ ソーヴィニヨンブランを楽しみに出かけたのはヒルトン東京お台場のテラス「シースケープ テラス・ダイニング」だ。レインボーブリッジと東京の摩天楼を正面に望むテラスはまさに東京湾をまるごと味わえる絶景ポイント。

現在、クラウディー ベイの6種のワインにそれぞれペアリングさせた料理を楽しめるクラウディー ベイ「Come Sail Away」ラウンジを9月30日まで開催予定。南半球のクラウディー ベイに思いを馳せながら、トーキョーベイを愛でるのもオツなものだ。

<CLOUDY BAY SAUVIGNON BLANC>
度数:13%
容量:750ml
価格:3600円(参考価格)
問い合わせ:MHD モエ ヘネシー ディアジオ(03-5217-9733)

<今宵の一杯はここで!>
シースケープ テラス・ダイニング 〜東京パノラマを望む絶海テラス〜

お台場のウォーターフロントに建ち、東京を一望できる格好のロケーションを誇るヒルトン東京お台場。なかでも「シースケープ テラス・ダイニング」はその開放感あふれるテラスが人気。クラウディー ベイの6種のワインに合わせてロブスターや江戸前穴子などのシーフード、またベビーラムを使った料理を楽しめるフェア「Come Sail Away」を好評開催中。



住所:東京都港区台場1-9-1 ヒルトン東京お台場内 2階
電話:03-5500-5580(レストラン総合案内)
営業時間:6:30〜22:00(L.O.)、テラス 11:30〜21:30(L.O.)
定休:なし(テラス席の営業は9月30日まで)

photographs by Yuji Kanno text and edit by Miyako Akiyama

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