3. 周囲に認めてもらおうと思わない
米紙ニューヨーク・タイムズは、オカシオコルテスの選挙活動を報じなかった。また、彼女の勝利後に掲載された多くの記事やツイートは、現職のクローリー議員に焦点を当て、当選したオカシオコルテスの名前を見出しで報じなかった。
データからは、ほとんどのニュースや政治関連のツイートが男性記者によるものだと分かっている。また、女性の健康ジャーナル(Journal of Women’s Health)に掲載された論文によると、一部の男性記者は女性に適切な呼称を使っていなかったり、男性と同様に名前で読んだりしていないことが示されている。
彼女の名前はアレクサンドリア・オカシオコルテスだ。彼女をきちんと名前で呼び、女性のことを真剣に受け止めてほしい。
無視されたり、不平等に扱われたりすることがあるかもしれない。他者に自分を認めてもらおうと思わないこと。自分で自分を信じれば、勝つことができる。自分自身を擁護することだ。
オカシオコルテスの勝利で驚いた人には、ニューヨークの人が言うように「Fugeddaboudit(そんなことは忘れろ)」と言いたい。数や専門家、報道のことは忘れよう。リーダーは目標に焦点を当て、取り組みの一部となる人を評価し、自分を信じている。女性は勝つことができるし、あなたも勝つことができるのだ。真のリスクは、可能性と自分の持つ力を無視することだ。