これまで本誌で取材をしてきた起業家たちは、どんな作品を挙げるのか? ここに8名の回答を紹介する。
名越達彦の場合
「鳥人間コンテスト。私がかつて出場した番組ですが、出演されている方に感情移入してしまいますね。機体の性能、人物ドラマ、番組演出など、何度観ても楽しめます」
名越達彦◎電力流通コストを大幅に削減する電力小売供給基幹システム「Panair Cloud」で知られる「パネイル」代表取締役社長。2018年、「JAPAN’s STARTUP OF THE YEAR 世界を変える日本のスタートアップBEST10」第7位。
我妻陽一の場合
「映画なら『007 慰めの報酬』。テレビ番組なら『タモリ倶楽部』」
我妻陽一◎建設業の職人と現場監督が、作業員の手配に使うアプリ 「助太刀」代表取締役。Forbes JAPAN「RISING STARアワード2018年」第2位。(※「東京ロケット」当時)
岡本茂雄の場合
「白い巨塔。権力の為になりふり構わない天才ぶりが、小気味良い」
岡本茂雄◎クラレ、三菱総合研究所、明治安田生命保険相互会社を経てセントケア・ホールディング執行役員に。17年3月、人工知能により自立支援を目指したケアプランを提供するシーディーアイを設立。
岸田祐介の場合
「テレビドラマシリーズ『新スタートレック』。マネジメントはすべてピカード館長が教えてくれます」
岸田祐介◎お弁当、ケータリングのデリバリー「ごちクル」、お弁当を日替わりで社内へ届ける「シャショクル」の運営で知られる「スターフェスティバル」の代表取締役社長。
芦沢雅治の場合
「SF系のアニメや映画をよく観ます。今後実現するかもしれない新しい未来像を考えるきっかけになります」
芦沢雅治◎葬儀社を紹介するサイト「葬儀レビ」の運用や、終活から供養、相続相談、遺品整理、不動産売却などを一括して提供するサービス「よりそう」の代表取締役。
中西敦士の場合
「STAR WARSシリーズ」
中西敦士◎超音波センサーで膀胱や大腸の動きを捉え、排泄のタイミングを予知するウェアラブルデバイス「DFree」を開発・販売する「トリプル・ダブリュー・ジャパン
」CEO。
松本恭攝の場合
「映画やテレビではありませんが、Appleの 『Think Different』。チャレンジする勇気が枠です」
松本恭攝◎企業向けの印刷サービス、オンラインデザインサービスで知られる「ラクスル」の代表取締役CEO。Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2018」第1位。
堀江裕介の場合
「映画『グレイテスト・ショーマン』。この作品は明らかにベンチャー。成功を掴み取り、崖から落ち、それでも人がその人を救う。そんな人間ドラマと最高の音楽が大好きです」
堀江裕介◎レシピ動画アプリ「kurashiru」の運用で知られるdely株式会社代表取締役。
明日は彼らの「10万円の使い方」を紹介する。
Forbes JAPAN常連起業家に聞いた9の質問と回答
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