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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

Photo by Jason Koerner/Getty Images

6月18日、米フロリダ州で射殺されたラッパー、XXXTentacion(XXXテンタシオン、享年20歳)が、米「ビルボード」のチャートでジョン・レノンと並ぶ記録を達成した。

彼の死が伝えられて以降、シングルの「Sad!」は米国だけで数千万回のストリーミング再生を記録。それまでトップ40の圏外だった楽曲が、翌週には全米シングルチャート「Hot 100」で1位を記録した。XXXTentacionは死の直後にランキングの首位に立つという、極めて稀なアーティストたちの仲間入りを果たしたのだ。

ビルボードによると、これまで米国の音楽業界でこの記録を達成したアーティストは7名いた。ジョン・レノン、スタティック・メジャー、ジャニス・ジョプリン、ノトーリアス・B.I.G.、オーティス・レディング、ジム・クロウチ、ソルジャ・スリムらだ。

そして、XXXTentacionが8番目のメンバーに加わった。このうち、スタティック・メジャーとソルジャ・スリムの2名は他のヒップホップアーティストの楽曲へのフィーチャリングにより死後ランキングに入っていた。つまり、自身の楽曲でこのランキング入りを果たしたアーティストに限定すると、XXXTentacionは6番目になる。

死後ランキングに入ったメンバーの大半は、不慮の事故や事件で亡くなっていた。飛行機事故や殺人事件により若い命を絶たれていた。そして、キャリアの最盛期で世を去った人たちが多い。

カルト的人気を誇ったXXXTentacionは、センセーショナルな存在として注目されることが多かったものの、間違いなく新世代のヒップホップを代表するスターだった。彼があと、ほんのわずかでも長く生きていれば、さらに数多くの楽曲やアルバムが、チャートの首位を飾っていたはずだ。

編集=上田裕資

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