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2018.06.29 08:30

世界の民間所有の銃、4割が米国に集中

Kiattipong / Shutterstock.com

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世界各国の民間人が所有する銃の数は、2017年末の時点でおよそ8億5700万に上っていたことが分かった。2006年に実施した前回調査から、32%増加しているという。

スイスの調査機関「スモール・アームズ・サーベイ」が世界の230カ国・地域を対象に行った調査によると、一般市民が持つ銃のうち全体の40%に当たる約3億9300万丁は、人口では世界のわずか4%を占めるにすぎない米国の住民が所有していた。

民間で所有される銃の数で2位となったのはインド(約7110万丁)。3位は中国だった(約4970万丁)。

また、住民100人当たりの銃の所有数で見た場合でも、最も多かったのは米国だった(約120.5丁)。2位のイエメン(52.8丁)に倍以上の差をつけている。3位はセルビアとモンテネグロ(39.1丁)だった。

日本とインドネシアは、住民100人当たりの所有数が1丁未満となっている。

以下、2017年の住民100人当たりの銃の所有数が多かった国を紹介する(単位:丁)。

・米国/120. 5
・イエメン/52.8
・モンテネグロ/39.1
・セルビア/39.1
・カナダ/34.7
・ウルグアイ/34.7
・キプロス/34.0
・フィンランド/32.4
・レバノン/31.9
・アイスランド/31.7
・ボスニア・ヘルツェゴビナ/31.2
・オーストリア/30.0

編集=木内涼子

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