ビジネス

2018.06.27

内定欲しさに惑わされても取ってはいけない10の行動

Pressmaster / shutterstock

以下は、読者のラモーナからの便りと、それに対する私からの回答だ。


私は2月に就職活動を始めました。面接を受ける機会は2、3回しかありませんでしたが、4月になって、これまでで最も期待できるチャンスが訪れました。技術文書作成とトレーニングの仕事で、私にぴったりの職でした。

面接した部長のジェーンは、私の経歴をとても気に入ってくれたようでした。翌日、彼女から電話があり、さらに幾つか質問をされ、私の履歴書を上司であるディレクターへ見せるつもりだと言われました。

それから3週間、音沙汰がないまま私は待ち続けました。留守電に伝言を残し、メールも何件か送りましたが、何も返事はありませんでした。

しばらくしてジェーンから電話があり、「ディレクターがあなたと会いたいと言っています」と告げられました。ディレクターとの面接はとてもうまくいきました。しかし、それからさらに3週間以上もまた音沙汰がありませんでした。

今朝、人事部の女性からメールが届きました。何らかの手違いがあり、本来はディレクターとの面接の前に一連のテストを受ける必要があったのだ、ということでした。メールには「採用プロセスを進めるには、テストを受けねばなりません」と書かれていました。まるで私が犯罪者であるかのような言い方でした。

私は彼女に電話し、「正直に言って、もし私がまだ候補者として残っているのでしたら、テストを受けてもいいのですが。ジェーンからは3週間音沙汰がありません。ジェーンやディレクターが私を雇いたがっているのかどうか、私には分かりません」

人事部の女性は、確認すると言いました。10分前に彼女からメールがあり、今別の担当が私の推薦状をチェックしているところだ、とのことでした。

それを知れてよかったです! コミュニケーション不足は、大きな危険信号です。この仕事はもはや就職する価値などあるのでしょうか? 先方のばかばかしいテストを受けるべきでしょうか?
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編集=遠藤宗生

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