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「人の代役」ではなく高い調理技術を提供

クリエイターはハンバーガー・ロボットを、ただ単に人に代わって作業をするというだけのものではなく、料理における問題点を解決するものにしたいという。例えば、人間は焼き加減を気にしすぎて、少し火を通しすぎてしまうかもしれない。だが、センサーを搭載したこのロボットは、理想的な焼き加減を保つことができる。つまり、2つのバーガーがぴったり同じ時間で完成することはないというのだ。

また、リクエストに応じてmm単位で材料の切り方を変えることもできる。塩分を控えて味をより際立たせるために、下側のバンズだけに塩を振るということも可能だ。

人間のホスピタリティを重視

ロボットがバーガーを完成させる一方で、クリエイターは顧客にもスタッフにも、創造性と社会的交流を基盤とした経験を提供したいと考えている。人間が最も楽しさを感じられない作業を自動化したことから、スタッフはより各自が関心を持てる作業や、創造性を高めるような仕事に集中することができる。

バーダコスタスCEOは、「人と話をしないということは、私にとってはまさにディストピア(暗黒郷)を思わせる。私たちは、人間の創造性と社会的交流を自動化することは不可能だと確信している。ユートピア的な私たちの未来では、…スタッフはより創造的、かつ社会的になれる」と話す。

創造的な環境を育むため、同社は従業員への投資も行う計画だ。グーグルをはじめとするテクノロジー企業が導入しているような制度を採用するという。

また、共同創業者で最高執行責任者(COO)のスティーブ・フレンは、このロボットの複雑さは、関与する従業員のキャリアに新たなチャンスをもたらし得ると語る。彼らが仕事を通じて得たスキルは、クリエイターの社内でもその他の業界でも、生かすことができるという。

編集=木内涼子

マクドナルドデルマツダ

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