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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

(Matias J. Ocner/Miami Herald/TNS via Getty Images)

6月18日、米フロリダ州で20歳のラッパーが射殺された。亡くなったのは「サウンドクラウド」への投稿をきっかけに注目され、チャートを急上昇中のXXXTentacion(エクスエクスエクステンタシオン)だった。

死の翌日、XXXTentacionはストリーミング分野で音楽史に残る記録を打ち立てた。米「ビルボード」によると彼の楽曲「Sad!」は6月19日、スポティファイだけで1040万回の再生回数を記録し、1日あたりのストリーミング再生回数で史上最大となった。

リリースから数カ月を経た楽曲が、ここまでの急浮上を遂げたという点でもこれは極めて異例な事態だ。XXXTentacionは過去にテイラー・スウィフトが達成した記録を追い抜いた。スウィフトは昨年リリースされた楽曲「Look What You Made Me Do」で、1日あたり1010万回のストリーミング再生回数を記録していた。

Sad!は短かった彼の音楽キャリアのなかで最大のヒットとなった。この楽曲は今年前半にビルボードのシングルチャート「Hot 100」で7位に入っており、彼にとって初めてで唯一のトップ10入りを果たしたシングルだった。

XXXTentacionは、昨年8月にデビューアルバムの「17」をリリース。今年3月に発売のセカンドアルバム「?」はビルボード200の1位を獲得した。「?」は鬱などの問題もテーマにしており、音楽評論家たちからも高い評価を得ていた。

厳しい家庭環境で育ったXXXTentacionの楽曲は怒りのエネルギーに満ちており、物議をかもすことも度々だったが、早すぎる死を世界中の音楽ファンが惜しんでいる。

XXXtentacionは6月18日、バイク店の前で発砲され、搬送先の病院で死亡が確認された。フロリダ警察は20日、容疑者として22歳の男を逮捕した。


編集=上田裕資

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