「ボス」と労働者の境界線はどこにある? 違いを示す7つの行動

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4. 何があっても実行する

起業家は目標を定め、それに向かって実行する。アイデアを実際のビジネスに変えるための、ステップを踏んでいくのだ。
だが、それは容易なことではない。目標に集中し続けるためには、障害を克服するための忍耐力、失敗や挫折、誘惑に打ち勝つための粘り強さ、そして正々堂々と戦い、勝利するための自制心が必要だ。

5. 正当な理由で起業する

起業家は労働者よりも働かず、それでもより多くの報酬を得ると考えられている。だが、それは誤解だ。少なくとも起業当初は、そのようなことはない。しかも、儲けるために起業するという考え方は、事業を始めるきっかけとして間違っている。
起業のしかるべき目的は、人々の生活を変える製品やサービスの開発だ。アップル創業者である故スティーブ・ジョブズやマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ、そして多くの著名な起業家たちは、そのように起業したのだ。そして、何より重要なことは、彼らがそれを楽しんでいたということだ。

6. 自発的に動く

労働者には、動機付けをしてくれる誰か(ボス)がいる。いつ、そしていつまでに何をすべきか、ボスが決める。だが、起業家たちは自分に対し、自らこれらを行っている。自発的に動き、自分の行動を理解し、時間を守り、細部にわたるまでの全てを取り決める。

7. 適切な心理状態を維持する

起業家は真のリーダーでなければならない。彼らは自らの短所を明らかにするための、容赦ないテストを受けなくてはならない。そして、パートナーや仲間、部下たちとの関係を悪化させる前に、短所を改善しなくてはならない。真のリーダーシップは、その人自身の内側から生まれるものだ。

編集=木内涼子

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