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metamorworks / shutterstock

英語ではよく「自分のはらわた(gut)を信じなさい」と言うが、これにはもっともな理由がある。

この場合の「はらわた」は「直感」という意味だ。効果的なコミュニケーションと意思決定をするには、物事について明確な感触を持ち、その直感を基に行動に移せることが重要だ。だが、これほど信頼すべきとされるお腹の健康について、真剣に考えたことがある人はどのくらいいるだろうか?

腸と脳のつながりに関しては、胃腸の状態が脳の機能に影響を与え、認知機能と精神の健康を左右することが、これまでの研究で分かっている。つまり、全体的な健康を維持し、プライベートと仕事を充実させるには、元気な腸内マイクロバイオーム(微生物の集合体)を手に入れるための「腸活」が欠かせないということだ。

プロバイオティクスの働き

『Happy Gut(幸せな腸)』の執筆者、ビンセント・ペドレ博士は「プロバイオティクス(体に良い微生物)は食事からもサプリメントからも摂取することができ、腸内生態系を調整する役割を果たす」と説明する。

「食事や機能性食品から摂取したプロバイオティクスは、腸内のマイクロバイオームを調整し、誰の腸内にも存在する悪性の微生物や酵母菌、寄生虫、ウイルスを抑制する。善玉菌と悪玉菌のバランスが非常に大事。さらに、プロバイオティクスのバクテリアは迷走神経を通じて脳と通信していることが研究から判明した。さらに、そうしたバクテリアは神経伝達物質を作り出している」(ぺドレ)

プロバイオティクスにはさまざまな種類があり、それぞれ働きも違う。ペドレ博士は次のように説明した。「例えば一部の乳酸菌は(…)神経系を落ち着かせる重要な神経伝達物質、ガンマアミノ酪酸(GABA)を作り出すので、気分やストレス管理に影響する」。また、ペドレは「発酵食品の摂取量が増えると対人不安が減る」ことさえもが研究で示されたと指摘する。

プロバイオティクスを多く含む食品

プロバイオティクスが豊富なさまざまな食品を口にすれば、善玉菌を増やし、健康的な腸を手に入られる。プロバイオティクスが特に豊富な食品例は次の通りだ。

編集=遠藤宗生

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