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リストに載る者あれば、去る者あり̶̶。今年、選から漏れた富豪たちの懐事情とはいったいいかなるものか?

Olaf Thon オラフ・トーン
2013年:60億ドル→14年:2億5,000万ドル
 かつてはノルウェー屈指の大富豪だったトーン(90)だが、今は資産の多くを手放している(写真)。2013年12月には、60以上のホテルを経営する不動産会社「オラフ・トーン・グループ」の経営権を、自身が運営する「オラフ・トーン財団」に譲渡。手元に2億5,000万ドルだけを残し、総額60億ドル以上を寄付した。「会社の成長を守りつつ、ビジネスから生まれる利益の一部を非営利の事業に寄付することが、私にできる最大の社会貢献だと思う」とトーンは語る。
 彼は同財団の会長職には留まるものの、給与は受け取らないことを表明している。寄付金は、教育の発展や起業支援などに使われる予定だ。


Eike Batista エイケ・バチスタ
2013年:106億ドル→14年:3億ドル
 石油採掘で財を成したブラジル出身のバチスタ(57)。2012年には300億ドルを越える個人資産で世界第7位にまで上り詰めた彼は、ビリオネア・ランキングの常連だった。ところが、自身が経営する複合企業EBXグループの債務で経営が逼迫。加えて、グループ傘下のエネルギー関連企業の株価暴落により、この1年間で100億ドル以上の資産を失っている。


Manoj Bhargava マノージュ・バルガヴァ
2013年:15億ドル→14年:8億ドル
 アメリカのエナジー飲料ブームに乗って、栄養ドリンク「ファイブアワーエナジー」をヒットさせたインド系米国人のバルガヴァ(61)に逆風が吹いている。
 同飲料に誇大広告疑惑がかけられている上、米食品医薬品局(FDA)が成分の調査に乗り出している。売れ行きも伸び悩んでいる。バルガヴァの資産も昨年比で半減しており、心身ともに「エネルギー切れ」の様子だ。


T.Boone Pickens T・ブーン・ピケンズ
2013年:12億ドル→14年:9億ドル
 ピケンズ(86)は、油田労働者から投資家へと成功の階段を駆け上がってきた。企業の敵対的買収で知られる強気な「乗っ取り王」だが、風力発電への大胆な投資に失敗したことで資産の半分が吹き飛んでしまった。
 ピーク時には40億ドルもあった資産は、今では9億ドルにまで激減。それでも今年の2月には、20歳以上も年下の妻と入籍するなど、老け込む様子はない。

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