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一方、給与が低い方の職業では、ファストフード店の従業員が生計を立てるのに苦戦している。調理・給仕(ファストフードを含む)は2年連続で最下位。平均年収はわずか2万1230ドル(約235万円)で、全米の従事者数は357万6220人だった。

医療係が独占したトップ10とは異なり、ワースト10には複数部門の職業が入っている。中でも多いのは飲食業界で、ワースト2位のファストフード調理、5位の食器洗いなどが入っている。

米国の職業別給与ワースト10(金額は平均年収、人数は米国内の従事者数)

1位 調理・給仕(ファストフードを含む) 2万1230ドル(約235万円)/357万6220人
2位 ファストフード調理 2万1610ドル(約239万円)/50万3780人
3位 洗髪係 2万1650ドル(約239万円)/1万3330人
4位 レジ係 2万2130ドル(約245万円)/356万4920人
5位 食器洗い 2万2210ドル(約246万円)/50万3540人
6位 飲食店・喫茶店の案内係 2万2290ドル(約247万円)/41万4540人
7位 カフェテリア・飲食売店・喫茶店のカウンター接客 2万2530ドル(約249万円)/47万6940人
8位 座席案内係、ロビー案内係、チケット係 2万2580ドル(約250万円)/12万4710人
9位 娯楽施設係員 2万2760ドル(約252万円)/31万970人
10位 カジノディーラー 2万2910ドル(約253万円)/9万4260人

給与の高低にかかわらず、給与増加率は依然として全業種で停滞しており、米国経済がまだ2000年代の金融不況からの回復途上にあることを示している。2018年5月だけを見ると、給与平均の増加率は全体でわずか2.7%、医療・福祉関係は2%、宿泊・飲食関係が1.7%だった。

だが現在の労働市場では、求人数が求職者の数を上回り、雇用側が人材の勧誘と維持を競い合っている状況であり、全職種の給与が大幅に増加する日も近いかもしれない。

編集=遠藤宗生

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