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スポーツビジネスを専門としつつ、不定期に教育およびローカルエコノミーに関する記事を執筆

Photo by Lars Baron - FIFA/FIFA via Getty Images

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が6月14日に開幕した。4年に1度行われる世界最大規模のスポーツイベントには各国代表32チームが出場。決勝戦までの1か月間に、およそ34億人が試合を観戦・視聴すると見込まれている。

国際サッカー連盟(FIFA)によると、ドイツが優勝した2014年のW杯ブラジル大会の決勝戦(対アルゼンチン)は、約10億人が視聴したという。ちなみに、米ナショナル・フットボール・リーグの優勝決定戦、スーパーボウルの視聴者数は毎年、世界全体でおよそ1億5000万人とされている。

今回のW杯ロシア大会には、3人合わせて過去12か月間に約3億900 万ドル(約342億円)を稼いだ「世界で最も稼ぐサッカー選手」のトップ3、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド、ネイマールがそれぞれ自国の代表として出場する。優勝候補と目されているのは、メンバーにネイマールを擁するブラジルだ。

以下、W杯ロシア大会を巡るいくつかの数字とお金について、紹介する。

110ドル:決勝戦の観戦チケットの最安値。この価格で販売されるチケットは、ロシア居住者のみ購入可能だ。最高額は1100ドル。また、開幕戦の観戦チケットは50~550ドルだった。

12社:アディダスがスポンサーとなっている出場チームの数。同社は大会スポンサーでもある。そのほかナイキが10チーム、プーマが4チーム、ニューバランスが2チームのスポンサーだ。

4対1:決勝トーナメント進出のオッズは、ブラジルが4対1。ドイツが9対2、スペインとフランスが13対2、アルゼンチンが9対10などとなっている。

240万枚:開幕前に販売された観戦チケットの数。ロシア国内での販売数が最も多く87万1797枚、次いで多かったのが米国の8万8825枚、ブラジルの7万2512枚だった。

3800万ドル:優勝チームに贈られる賞金。準優勝チームは2800万ドル、3位は2400万ドルを受け取る。グループステージ敗退国にも、800万ドルが与えられる。

1億1100万ドル:2017年6月1日からの1年間の給与・ボーナス、スポンサー収入を合わせたアルゼンチン代表、リオネル・メッシの収入。メッシは「世界で最も稼ぐスポーツ選手」でも、ボクサーのフロイド・メイウェザーに次ぐ第2位となっている。

4億ドル:W杯出場32チームに対し、成績に応じて支払われる賞金の総額。このほか各チームには開幕前に、準備金として150万ドルを受け取っている。

4億2500万ドル:2018年と2022年のW杯の米国内でのテレビ放映権料として、フォックスが支払った金額。

16億5000万ドル:2015~18年にFIFAが販売権を通じて得る売上高の推計。2019年からの4年間には、18億ドルに増えると予想される。

30億ドル: 2015~18年にFIFA が放映権料から得る収入の推計。2019年からの4年間の放映権収入は、35億ドルに上ると予想される。

61億ドル:2015~18年のFIFAの売上高の推計。スポンサー契約を結んだ中国企業が増加したことを受け、当初の予想を10%上回ると見通しとなった。

116億ドル:ロシアがW杯関連のプロジェクトに投じたとされる金額。

140億ドル:FIFAは6月13日に行った総会で、2026年のW杯を米国とカナダ、メキシコの3か国共催とすることを決定した。同大会によるFIFAの売上高は約140億ドル、利益は約110億ドルになると見込まれている。

編集=木内涼子

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