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I write about underreported tech stories out of China.

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中国で最大のストリーミングプラットフォームの1社にあげられる「NetEase Cloud Music(網易雲音楽、以下NCM」が、オンラインとオフラインの垣根を取り払う試みを始動させた。

NCMは中国で3300の店舗を構えるドラッグストアチェーン「ワトソンズ」と提携し、全店舗で「Music in Life」と呼ばれるキャンペーンを始動した。アジアナンバーワンのドラッグストアと呼ばれるワトソンズは、化粧品やスキンケア商品の豊富な品ぞろえで若い女性たちに人気だ。

NCMとワトソンズの2社は、メイクアップと音楽がともにパーソナルな自己表現であるという共通点を見出したという。今回のキャンペーンでNCM会員は中国全土のワトソンズの店舗で、無料のメイクアップ6パターンを試せるという。それぞれのメイクはNCMで配信中の楽曲にインスパイアされたものになる。

ここで重要なのはNCMがスポティファイとは違い、巨大なEコマースサイトを運営していることだ。利用者らは音楽を楽しむと同時に商品の購入が可能で、将来的にはワトソンズの店舗で受け取り可能になる可能性もある。

今回のキャンペーンでNCM会員は無料のメイクが受けられるだけでなく、店舗で特別ディスカウントが受けられる。また、NetEaseのアカウントで買いものをすることも可能だ。

この取り組みは両社にとって多大なメリットとなる。NetEase Cloud Music昨年11月のプレスリリースで会員数が4億人を突破したと宣言した。また、ワトソンズは6000万人の顧客を抱えていると述べている。

NetEaseはワトソンズの顧客にアピールし、さらに会員数を増加させようとしている。また、ワトソンズとしてはNetEase Cloud Musicの会員に同社のアイテムの魅力を伝えられる。

オンラインとオフラインの融合は小売業の未来であり、中国ではそれを実現するための様々な取り組みが行なわれている。今後も同様な試みが各社から相次ぐ見込みだ。

編集=上田裕資

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