「火と氷の国」アイスランド 住民に聞いた旅の8つのアドバイス

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4. チップは必要ない

チップの習慣は地域によって大きく違う。新しい旅先では、地元の人にチップの仕組みを必ず確認しよう。エイル・アルナルドッティルによると、アイスランドではチップを渡す習慣がない。メニューの価格は総額なので、サービス料金や税金は上乗せされない。

5. 地熱プールではルールをわきまえる

アイスランドの主要な観光名所の一つはもちろん、ブルーラグーンに代表される地熱プールだ。アイスランド航空の元客室乗務員、ヘルガ・アントンスドッティルは、ルールに従うことが重要だとし、「プールに入る前に絶対にシャワーを浴びること。シャワーを浴びずに直接プールに入るのは観光客だけ」と述べた。

「国中、そして首都レイキャビクの周辺には必ずと言って良いほどプールがあり、地熱を使った天然の温水が使われている。ひどい吹雪でも雨でも、プールを訪れる地元民が必ず見られる」(アントンスドッティル)

6. 寒くてもアイスクリームを食べる

アントンスドッティルによると、アイスランド人はアイスクリームが大好きだ。「雪でも雨でも、地元民はアイスを食べるのが大好き」とのこと。アイスランド人に人気なのは、アイスクリームとキャンディー、フルーツ、ディップを混ぜ合わせたミックスアイスだ。

7. 夜遊びを楽しむ

首都レイキャビクでは、外出してナイトライフを楽しもう。レイキャビクの旅行会社で顧客責任者を務めるアンドリ・クリストハンソンは「レイキャビクはナイトライフで有名。でも、真夜中になる前にバーやクラブに人がいなくても驚かないように。アイスランド人は遅い時間に外出するので、バーやクラブは週末になると早朝まで開いている」と話した。

またクリストハンセンは、欧州の他地域と同様、ほとんどのアイスランド人が夕食を遅く(9時ごろ)に取ると話した。週末の出かける日であればなおさらだ。

8. とりあえず天気について話す

地元民と会話を始め、知り合いになるための最も簡単な方法は天気について話すこと、とクリストハンセン。

「アイスランドの天気は気まぐれで、1日の間に晴れ、雨、雪、あられを経験するかもしれない。アイスランド人は長い間、天候に合わせて生きてこなければならなかったので、天気について話すことが多かった。初めて人と知り合うとき、最初は天気を話題にすることが多い」

ウィキペディアによると、アイスランドの天気は非常に変わりやすいことで有名だが、北極圏のすぐ南という緯度の高さから想像するよりも温暖な気候だ。

翻訳・編集=出田静

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