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I write about the junction between being human and the workplace.


マイクロソフトに採用されると、外部業者のジョブコーチを利用できる。勤務に慣れるための支援をしたり、通勤に関する質問に答えたりする人物だ。また、新規採用者には、マイクロソフトで働く障害者を支援するグループから選任されるコミュニティーメンターがつく。このメンターは、自閉症者のパートナーや友人である従業員で、新規採用者に食券の利用法や本社周辺のバスの乗り方などを教える。コミュニティーメンターとジョブコーチがつくのは3か月間だが、必要であれば延長もできる。ジョブコーチを1年間つけている従業員もいるという。

バーネットは、会社側もこのプログラムから多くの利益を受けていると強調する。「マイクロソフトの目標は、組織内の全員のエンパワーメント。自閉症者を含む多様な働き手が必要であり、誰にとっても使いやすいより良い商品を作っていく必要がある。また、管理職の面々も、フィードバックの頻度が増え、コミュニケーション方法について質問するなど、人材の管理方法が改善されている。ますます多くの管理職がこうしたフィードバックを得ており、この利点に今後も注目していくつもりだ」

マイクロソフトは今のところ、自閉症者を技術職で主に採用しているが、経理やマーケティングなどの非技術職でも採用できるか検討中だという。これまでに56人をフルタイム職で採用した。

自閉症者を採用する際のコツは次の通り。

・募集要項が仕事内容と本当に関連しているかを確認する。もし対人コミュニケーションがほとんど必要のない仕事であれば、「優れた対人能力」は本当に必要なのか? 募集要項に不明瞭な点がないようにすること。

・応募フォームの中には、何を書けばいいのかが分かりにくいものがある。この点について明確なガイダンスを示した上で、面接時に必要な支援や調整事項があれば明記できる欄を設けること。

・面接では、分かりやすく明瞭な質問をする。面接はできる限り、実用的な内容にすること。

(出典:英国自閉症協会)

編集=遠藤宗生

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