米調査機関「ピュー・リサーチ・センター」では今年の1月、アメリカの成人を対象に「全米ソーシャルメディアユーザー調査2018」を実施。フェイスブック、ツイッター、ユーチューブ、インスタグラム、リンクトイン、ピンタレスト、スナップチャット、ワッツアップなどの使用頻度について調べたところ、回答者の約3分の2がフェイスブック、約4分の3がユーチューブを使っていることがわかった。(調査期間:1月3日〜1月10日)。
なかでも特徴的なのが、動画配信サイト「ユーチューブ」の利用者数と利用頻度が高まった点だ。18〜24歳層の94%が利用していることが判明した。
興味深いのは、ソーシャルメディアを「やめられる」「やめられない」と答えた人の割合が拮抗している点。調査後の3月にはケンブリッジ・アナリティカ社によるフェイスブックの個人情報不正利用問題の全容が判明している。ソーシャルメディアへの信頼性が揺らぐなか、ユーザー離れを防げるか、各社の取り組みに注目が集まっている。