いま ここ しあわせ マウントレーニア

テレビ番組の放送作家にドラマの脚本家、作詞家、さらには映画監督と、さまざまな顔を持つ鈴木おさむ。豊かな発想力が、あらゆるジャンルで次々とヒットを生み出している。そのクリエイティビティの秘密や、かけがえのない家族との時間、そして、頭を切り替えるスイッチについて語ってもらった。


アイデアを、どうカタチにする?

どんなジャンルの仕事でも、僕の発想の始まりは「キーワード出し」です。まずは頭に浮かんだこと、その時に気になっていることを、どんどん書き出していきます。パソコンに打ち込むのもいいけど、やっぱりノートに直接書く方がいいんですよね。特に気になっているものは自然と文字が大きくなったり、感情が表れますから。ひと目でパッと全体を見渡せるのもいいですね。

キーワードを出し切ったら、今度はそれらを掛け算します。企画は、掛け算で生まれるものなんです。ポイントは、一見すると関係ないと感じるものや、正反対の言葉を掛け合わせること。例えば、健康番組で卵を取り上げるとします。「卵×健康」だと普通だけど、「卵×噂」だと「どんな噂があるんだろう」と気になるでしょう? さらに「卵×長寿」なら「長寿の人はどんな食べ方をしているんだろう」とか「100歳以上の人は卵を食べるのか?」と発想が広がっていきますよね。

最近、僕が脚本を手がけたAbemaTVのドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」も、キーワードの掛け算で、今までにない作品に仕上がりました。サイバーエージェントの藤田晋さんの「若者を熱狂させるようなドラマを作りたい」という熱い思いで生まれたドラマです。藤田さんの著書を下地に「スタートアップのリアル」を描くことにしたのですが、重要なのは「スタートアップドラマ」というキーワードに何を掛け算するかでした。「裏切り」「お金」でもいいのですが、僕が選んだのは「青春」「友情」「恋愛」といった、ちょっと子供っぽいようなキーワード。すると、ドラマの方向性が見えて生っぽいエピソードが浮かぶんです。藤田さんや堀江貴文さんに「こんなにリアルなスタートアップのドラマはこれまで日本になかった」と言ってもらえる作品になりました。


鈴木おさむ:数々のバラエティ番組を生み出した放送作家の顔のほか、脚本家、そして映画監督など書ききれないほどの肩書を持つクリエーター。近著に『新企画』(幻冬舎)など。

発想のヒントとなるキーワードは、実はいろいろなところに転がっています。アイデアを思いつく時や企画を考える時は、仕事モードがONのようでOFFの時や、OFFのようでONのような時間ですね。先日、家族で水族館に行った時のこと。息子が夢中で見入っていたのが、水槽を掃除するダイバーだったのです。そんな息子を見ていて、「水族館に『人間』って展示があったらいろんなメッセージが感じられて面白いな」というアイデアが浮かんでいました。舞台を観ている時なども、ふと企画を思いつくんですよね。何かをインプットしている時は、アイデアが浮かびやすいのでしょうね。

子どもが生まれてから、インプットの方向が変わり、視点が変わったなと実感しています。例えていうなら、絵の具の色が増えたという感じ。もちろん、限られた色を濃くしていくという方法もいいと思いますが、僕自身は絵の具の色が増えてよかったなと感じますね。だから子どもとの時間をとても大事に考えています。

我が家は共働きなので、妻と連絡を取り合って子供のお迎えの時間などもやりくりしていますが、仕事の空き時間があれば、たとえ30分でも自宅に戻って家族と過ごすこともありますね。家族との時間はかけがえのないものだからこそ、時間を意識的に作るようにしています。

一方で、頭の中のものをアウトプットする時間も大切にしています。原稿や脚本を書く時間や企画を考える時間は、自分の中に入り込む「自分の時間」。そのスイッチを入れてくれるのが、マウントレーニアです。

私のそばにあるのは、スイッチを入れる飲み物



僕は1日に何杯もコーヒーを飲むのですが、アウトプットする時は適度な甘さのカフェラテが飲みたいんです。気分も変わりますし、脳に余裕を与えられる気がするんですよね。マウントレーニアの中でも、僕が気に入っているのは、「ディープエスプレッソ」。コーヒー規格の2倍の豆が使われているという、名前通りの濃厚さと、エスプレッソの香りや味わいが本格的なカフェラテ。いいですよね。仕事をしながらゆっくり飲んでも氷で薄まったりせず、ずっと美味しく飲めるので仕事中に飲むのにはぴったりです。

このディープエスプレッソはスタンダードのカフェラッテより20円高い。そこなんですよ、たったそれだけでワンランク上のものを作ることは、実はすごいことだと思うんです。特に、25年前からあるカジュアルなものを、ちょっとラグジュアリーにするって、すごく難しいですよね。ある居酒屋チェーンの経営者の方にお聞きしたのですが、一つのメニューを10円値下げするには、仕入れる食材の畑から換えなければいけないそうです。何十万人、何百万人の人に同じもの、しかもいいものを届けるのは、それだけ大変なこと。だからこそ、このディープエスプレッソのように、20円の値上げでスペシャリティが感じられるものを作る、そのクリエイティビティに感動するんです。

あと、マウントレーニアは、毎年いろいろなフレーバーが登場しますよね。僕が商品を企画するなら、やはり掛け算で美味しいもの、面白いものを考えるでしょうね。ぜひやってみたいのは、コーヒーと最強の健康食品を掛け算した「コーヒー×オリーブオイル」(笑)。美味しいものと健康にいいものを合わせるとどんな味か、気になるでしょう? それから、甘すぎない、それでいてフルーティなコーヒーもがあったらいいなと思います。アレンジがあるものって、気分を変えてくれますよね。

何でもない時間が特別になるよう、意識して時間を作ることはすごく大事なこと。そんな時、僕はマウントレーニアを飲みながらスイッチを切り替え、自分の時間に入っていきます。リラックスしながらも集中し、頭の中のアイデアをアウトプットする。これからも、そんな時間を大切にしていきたいですね。


マウントレーニア ディープエスプレッソ 170円(税別)|コーヒー規格の2倍のコーヒー豆の量で味わい深い。コーヒー好きの鈴木おさむのスイッチのもと。

マウントレーニア
https://www.mtrainier.jp/

Promoted by マウントレーニア text by Kei Yoshida | photographs by Setsuko Nishikawa

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