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地球規模でアイランダーを呼び込む石垣島の観光デザイン、世界の新潮流SBNRにフィットした伊勢市の「The Study of ISE」、地域から海外へと発信する最新のブランディング戦略。


渡邉賢一は地域活性化のプロフェッショナルだ。独自の手法で地方創生のプロジェクトをいくつも成功に導いてきた。

「自分のいまやっている仕事というのは10年前にはなかったものです」。

こう言いながら、渡邉はノートを開き、白いページの真ん中に「大義」と記した。そして「大義」のまわりに「G」「C」「C」「M」「E」という文字を書いていく。

「Gはガバメント、行政。Cはカンパニー、企業。もうひとつのCはコミュニティで、Mがメディア、Eが教育。この5つを、大義を中心に絡めていく。自分の仕事の新しさはそこにあると思います」。

渡邉は、2010年に元気ジャパンという一般社団法人を起ち上げ、地方創生やソーシャル・プロデュースに取り組んできた。彼がとる手法は、GR(Government Relationship)というもので、必ず「G」、つまり行政を巻き込んだかたちで、公的な政策として展開していく。しかし、プロジェクトの中心には、いつも地域の環境保全や、伝統文化の継承などの「大義」というものが存在している。

「企業取引だと利益の最大化が中心にあるが、自分の仕事は『大義』というものがそこにある。地域の人々に必ずプラスとなる方向に進めていくのです」。

現在、渡邉はXPJPという地域活性化専門エクスペリエンス・デザインの会社を設立し、海外クリエイターやフリーランスのプロフェッショナル人材とチームを組み、本格的に地域の活力アップに力を入れている。渡邉が取り組む最新の仕事をのぞいてみよう。

文=稲垣伸寿

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