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時間は誰にとっても有限な財産。どんなに優秀な人でも1日を24時間以上に増やすことはできない。新CEOのもと、斬新なデザインでありながら、実は原点回帰の発想から誕生したブライトリングの「ナビタイマー 8」シリーズ。ビジネスの核心・コミュニケーションのロスタイムを極限まで効率化するクラウドテレフォニーを日本に導入し、広めようとしているDialpad Japan代表取締役・安達天資がそれを身につけたとき、先端のデジタルと至高の機械式の技術が共鳴した──。


当たり前のように使っている電話はもはやアウト・オブ・デートではないか?

「誰もが当たり前のように使う電話。ずっと進化することなくビジネスの現場の中心に居座っていたそれを、ゼロから見直したかったのです」

電話の既成概念を一蹴するクラウドテレフォニーを日本のビジネスに定着させ始めているDialpad Japan代表取締役・安達天資は語る。

ビジネスフォン(PBX)は、登場当時は組織で電話対応ができる画期性で仕事の現場で大いに役立ったが、時代はインターネットとアプリケーションベースに変化し、電話はもはや旧態依然としたテクノロジーの象徴ともいうべき存在に見えると言う。

「自分のデスクで仕事をするために満員電車で定時に出社し電話対応する、それは生産性には何のプラスにもならないことは明らか。では電話は何のために存在するのでしょう。“パワー・オブ・ヴォイス(声の力)”がもたらすリッチなコミュニケーションでビジネスをドライブするためではないでしょうか」

メールやチャットなどのテキストで伝えられることには限りがあると言う安達。声のトーン、テンポ、息づかい、そこにはテキストで得ることができない圧倒的にリッチな情報が含まれているのだと指摘する。

「コミュニケーションがうまく機能しないとビジネスは進まない。その手段のなかでも進化が止まっている電話が生産性向上における最大の障壁だと感じていました。電話を含めたビジネスコミュニケーションはどうあるべきかをゼロベースで考え、Dialpadは生まれたのです。このクラウドテレフォニー・システムは先進的でありながら、原点回帰。搭載しているVoiceAIは話者の感情を理解したり、話されているキーワードに応じて適切なサジェッションや情報を与えることもできますが、最後は人間同士がお互いを理解し合って初めて物事が進む。それをいかにツールがサポートできるかがテーマです」

よりシンプルに、ビジネスは言葉を交わすもの、時計は時を確認するものと考える

「Dialpadのシステムは、会社にかかってきた電話をどこでも受信できるので、場所を限定せずに働くことが可能です。“働き方改革”でいちばんの問題となるのもまた、コミュニケーション。同期コミュニケーションである電話は、相手の時間を突然に奪います。ところがこのシステムなら、集中して作業したいとき、休暇中や育児などで手が離せないときには“プライバシーモード”を設定して、電話を鳴らなくすることも可能ですし、チャットやオンラインミーティング等、シーンに応じた最適な手段を選択できます。お互いが常に適した手段で快適に言葉を交わすために、テクノロジーを活用するのです。ただ仕事場を自宅に移動するだけでは意味がありません。そこに働き方を進化させるプラスアルファのツールがなければ……」

そして同じようにビジネス=製品に革命を起こしたのが、2017年夏に新たなCEO、ジョージ・カーンが就任したスイス時計界の名門ブランド「ブライトリング」だ。新CEOのもと、初めて発表されたのが、「ナビタイマー」の新ライン。1952年に世界で初めてクロノグラフに航空用回転計算尺を搭載し、以来、そのスタイルを守り続けながら進化を遂げてきた同ブランドの代表的モデルだ。しかし、驚いたことに、新型シリーズからは、回転計算尺が取り去られ、新たなデザインのルックスとなっている。

「ナビタイマーは変わってしまったのか?」

多くのファンの心配の声が湧き上がった。しかし、よくその製品ラインを見れば、同シリーズが誕生した1952年よりもさらに以前の1930〜40年代のモデルへオマージュが捧げられた、原点回帰であることがわかる。


「ナビタイマー 8」がデザインのルーツとしたのは1930年代の名機。ブライトリングが英国空軍のコックピット・クロックに採用され、航空界に革新をもたらした時代にまでさかのぼっている。「ナビタイマー 8」にこれまでナビタイマーの代名詞とも思われた回転計算尺がないのはそのためで、ブライトリングの懐の深い伝統が新たにひも解かれたモデルなのだ。

「時計は時間を確かめるためのもの、そのためにあらゆる技術を集結させる、そんな心意気が伝わってきます」

ラインナップのなかでは、最もシンプルな3針式のモデル、『ナビタイマー 8 オートマチック 41』を腕につけながら、安達は言う。

「その核心を見失っては、どんなビジネスも成功することはないでしょう。ビジネスにおけるコミュニケーション。時計における時間の確認。テクノロジーはあくまでもそれをサポートする手段。人間は決して物事の本質を見失い、スマートフォンやパソコン画面に表れる通知や溢れかえった情報に行動を左右されるようなテクノロジーの奴隷になってはいけないのです」

たまには通知をすべて切って、『ナビタイマー 8 オートマチック 41』が刻む、芳醇な時の流れを実感する

「私は先進のデジタルをビジネスとしていますが、それはすべて人間のもとに主体を取り戻すためのものであるべきだと思っています。どんな人にも時間は平等です。世の中にもたらすインパクトは人それぞれかもしれませんが、どんな人でも一日24時間というのは変わらない。そのなかで、最高の人生を紡がなくてはいけないのです」

安達は身につけた『ナビタイマー 8 オートマチック 41』に魅入られながら、そう言った。欲しいのは時間、というのは有史以来人間が変わらず求めてきたもののはずだ。


ナビタイマー 8 オートマチック 41 

1930年代のブライトリングが生み出した伝説的なタイムピースを、現代的なアレンジを加えつつも最も忠実に踏襲したモデル。3針のシンプルなデザインはビジネス、カジュアルを問わず、あらゆるシーンによく似合う。回転ベゼルとポインターを装備し、ムーブメントにはブライトリングキャリバー17を搭載。両方向巻き上げ式で、パワーリザーブは40時間以上。ステンレススチール製ケース、自動巻き、41mm径。ベルトは穴留め式レザーストラップ。¥420,000(税別)。

初代「ナビタイマー」は1952年に航空士のための時計として登場した。英国空軍にコクピット・クロックを納入していたブライトリングがつくり上げた機械式クロノグラフの伝説的モデルである。『ナビタイマー 8 オートマチック 41』にもその機械式の血統は引き継がれている。電子を必要とするクオーツ計器が厳しい低温環境などで狂っても、職人が磨き上げた電子不要の機械式時計は力強く時を刻み、オーナーの命をつなぎとめる。もちろん機械式にも磁力に弱いなどのウィークポイントはあるけれど、同時に狂う可能性は限りなく少ない。そうした最後の命綱としての役割を託し、パイロットたちはこの『ナビタイマー』を愛用し続けてきたのだ。

「この世で最高の域にある職人たちによる機械式時計の技術の結晶が、ここに詰まっているのですね。プロフェッショナルをアシストする最高のパートナー。それを身につけるというのは、何とも贅沢な気分です」

普段はApple Watchを身につけているという安達。Apple Payを体験したくて身につけるようになったというが、一切の通知機能はオフにしているという。

「純粋に時計と財布という使い方ですね。プライベートの時間を邪魔されたくないので、通知は使っていません。そのときに感じたのですが、Apple Watchも時を刻み日々をより効率的に過ごすためのテクノロジーの結晶。それを腕につけるという意味が精神を賦活してくれるということがわかりました。その意味ではこの『ナビタイマー 8 オートマチック 41』は、さらにシャキッと背筋を正してくれる。スーツにも似合うし、時間の使い方をもっと豊かにしたいと改めて考えさせてくれる」

最後に安達はこう付け加えた。

「この『ナビタイマー 8 オートマチック 41』をマイルストーンにしたいですね。何かを成し遂げたときの自分へのご褒美とする。あるいは、情熱をもって何かに挑戦する、新しい章が始まるタイミングでもいいですね。そのくらいこの時計は特別な時間を刻んでいる気がするのです」


安達天資
Dialpad Japan株式会社 代表取締役。ソフトバンク社でグーグルとのアライアンスを担当後、米国でDialpadをスタートさせたクレイグ・ウォーカーと出会い30歳で独立。働き方改革の時代に寄り添うように、いつでもどこでも好きな場所で働くことを可能にする“Anyehere Worker”がコンセプトのクラウドテレフォニーを日本に導入している。

Promoted by ブライトリング・ジャパン text by Ryoichi Shimizu photograph by Shuji Goto edit by Akio Takashiro

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