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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

(Photo by Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic)

レディー・ガガが、2016年発売の「ジョアン」以来となる新作アルバムの制作に入っているようだ。しかも、パパラッチの写真や、ファンや音楽関係者のSNS投稿から、同時に3枚のアルバムに取りかかっている様子が伺える。

この数ヶ月、ガガは米国各地のスタジオでその姿を目撃されてきた。一緒にいるアーティストやプロデューサーの顔ぶれを見る限り、これら3枚のアルバムは方向性が全く異なる作品になる可能性が高い。以下は、現時点で推測できるそれぞれの内容だ。

1. 「6枚目」のソロアルバム

前作「ジョアン」のリリースからそれほど経っていないとはいえ、空白期間を置くべき理由はない。ガガのファンは常にポップな新曲を求めており、このジャンルは流行のスパンが短い。ガガにとってもヒットチャートから遠ざかるのは得策ではないだろう。

目撃情報によると、ガガはボーイズ・ノイズやブラッドポップといった、エレクトロ界隈の売れっ子プロデューサーとスタジオで制作しているようだ。「ジョアン」はアメリカーナ的な世界観を意識したアルバムだったが、次のソロアルバムでは彼女を一躍有名にしたダンス・ポップに回帰するのだろうか? 年内のリリースを期待するのは早すぎるにしても、来年前半にはポップクイーンの座に返り咲くガガを見られるかもしれない。

2. トニー・ベネットとのデュエットアルバム

近年のポップスターの中では異端の存在と言えるガガと、アメリカの宝であり、数多くのスタンダード曲で知られるトニー・ベネットの意外な組み合わせは、魔法を生み出してきた。

ベネットが様々なシンガーと共演した2011年のアルバム「デュエッツ Ⅱ」で意気投合した二人は、2014年にフルアルバム「チーク・トゥ・チーク」を発表。同作は両者のファンに支持され、ビルボードのアルバム・チャートで初登場1位を獲得した。さらに二人はツアーも行い、ともにグラミーの「ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」を受賞している。

そんな二人が先月、ニューヨークで同日に、同じレコーディングスタジオに入る姿を目撃された。「チーク・トゥ・チーク」に続くデュエットアルバムの制作は以前から噂されていたが、1枚目がトントン拍子に進んだ経緯を考えると、新作を聴ける日はそう遠くないはずだ。

3. 映画「A Star is Born」(原題)のサウンドトラック

ガガは「スター誕生」の現代版リメイク「A Star is Born」で、これまでジュディ・ガーランドやバーブラ・ストライサンドといった大女優が演じてきたヒロインに挑戦している。ストライサンドとクリス・クリストファーソンが出演した1976年版のサウンドトラックがNo.1ヒットを記録したこともあり、「A Star is Born」のサウンドトラックにも大きな期待が寄せられている。

「Us Weekly」によると、ガガは5月下旬、同作の監督で共演者でもあるブラッドリー・クーパーとともに、映画音楽の仕上げを行っていたという。映画は10月に全米公開される予定だが、サウンドトラックはその数ヶ月前にリリースされると見られる。代表曲がシングルカットされるか否か、プロモーションビデオが作られる否かは明らかになっていない。


編集=海田恭子

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