3. 何があってもスケジュールを守る
オンライン事業を運営する上で直面する大きな壁の一つは、仕事と遊びのけじめだ。私は自分の仕事が好きなので、気づけばずっとやっている。私にとって仕事は情熱で、情熱は仕事なので、1週間に何時間働いているのか分からないほどだ。
そうなると、スケジュールの間に境界線を設けることが特に重要になる。例えば、私が顧客からコーチング関連の電話を受けるのは火曜と水曜だけだ。また、個人的なプロジェクト(本の執筆、周辺分野の調査、コースの作成など)には木曜から日曜に取り組むことにしている。
このスケジュールに従えば、柔軟性を持ちつつ1週間の予定を区分できる。私のスケジュールを最終的に決めるのは私自身なので、ニーズに合わせて予定や締め切りを変えることはできるが、基本の予定とルールを決めておくことが大きな助けになる。
4. 嫌いなことは外部委託する
私が自分のビジネスを立ち上げた時に受けた最高のアドバイスは、できるだけ早い段階で外部委託をすべき、というものだ。ネット上で業務を外部委託したことで、私のスケジュールは大きく解放され、旅を続けたり、必要なときに休暇を取ったりできる柔軟性も持てた。自分が好きではない業務は他の人に頼んで、あなたは自分の強みに集中し、得意な分野に取り組もう。
私は、外部委託すべきかどうかを決める際、その業務を完了するのにかかる時間や重要度、私の時給に当てはめるとどれほどの利点があるのかを計算している。あまり重要な業務ではなく、自分でやろうとすればあまりに多くの時間がかかるのであれば、誰かに頼み、その時間を使って自分の事業を拡大したり楽しい時間を過ごしたりしている。
5. 自分のライフスタイルに沿ってビジネスを作る
私のビジネスは、私が理想とするライフスタイルに合うように作られている。遠隔で勤務し、1週間に顧客から受ける電話は5~10時間ほどで、自分の時間の20%を使って収入の80%を得ている。
これにより、その他の時間は旅や探索、大切な人と過ごす時間、自分が情熱を傾ける多くのプロジェクトに取り組むことができる。
ビジネスの全てを自分で管理しようとして不毛な作業に時間を使わないように、初期段階でオペレーティングシステム(OS)の設定や自動化、外部委託に取り組むこと。私はかつて、企業の上層部を務める顧客の一人から次のように言われた。「ビジネスを10万ドル以上に拡大するには、努力が必要だ。しかしそれを100万ドル以上にしようとすると、その努力を手放さなければならない」
ネット上で事業を構築するときには、あなたには胸が躍るような生活を送る資格があることを覚えておこう。私にとってそれは、時間の自由、経済的余裕、そして充実感だ。