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調査では回答者に、自分の仕事について現在どう感じているかも評価してもらい、拒絶や批判への対処方法と比較。すると、顕著な違いが見られた。選択肢4「次の昇進の機会をものにすることに集中する」を選んだ人の32%が、仕事を本当に楽しんでいると回答したのに対し、選択肢1「なぜ私ではなくパットを選んだのか」を選んだ人の間で仕事を楽しんでいると回答したのは、たった20%だった。これは、拒絶への反応パターンと仕事の満足度の間に重要なつながりあることを示している。

また、私たちが実施した「従業員はレジリエンス(回復力)の改善が必要」という別の調査では、レジリエンスを測るため、3万人の従業員にある質問をした。それは「自分が失敗したとき、もう一度挑戦する機会をすぐに探し始めるか」というものだ。これに対し「常にそうする」と答えた従業員は27%だったが、20%は「ほとんどそうしない」か「全くそうしない」と回答した。

この調査の結果、拒絶されたり批判されたりしたときに、次の大きなチャンスをすぐに探し始める人の方が仕事を楽しんでいることが分かった。素晴らしい成功を遂げる機会はその他にも多く存在するため、1回の拒絶や批判を特に重要だと考えていないことが理由の一つだ。

昇進の機会は次々と現れるという視点を持っていれば、1度の拒絶は大きな問題に思えない。しかし、世に存在する昇進の機会は非常に少なく、その貴重な機会の一つを台無しにしてしまったと考えると、1回の拒絶の重要性ははるかに大きくなり、精神を消耗してしまいかねない。

ここでの教訓は何だろう? データからは、拒絶や批判をされたとき、すぐに次の機会を探し始めた方が幸せな気持ちになれることが示されている。そう言うのは簡単でも、なかなか実行には移せないかもしれない。それでも一般的には、最初はしっくりこなくても、練習を重ねれば重ねるほどその行動が定着し、最終的には今までの考え方を完全に変えられる可能性が高くなる。

拒絶や批判をされたら、何が悪かったのかの分析をすぐに始めないようにしよう。その代わり、自分が成功できそうな今後の機会を書き出すよう、自分自身に強いること。うさんくさく聞こえるかもしれないが、たった数分でも後ろ向きな視点(自分の何が悪かったのか)を強制的にやめて前向きな視点(自分がどこで成功できるか)に切り替えれば、仕事での幸福度が大きく向上するはずだ。

編集=遠藤宗生

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