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スポーツビジネスを専門としつつ、不定期に教育およびローカルエコノミーに関する記事を執筆

フロイド・メイウェザー(左)とコナー・マクレガー(右)のUFCでの試合の様子(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

フォーブスは6月5日、最新の「世界で最も稼ぐスポーツ選手」100人のランキングを発表した。昨年6月1日からの1年間の収入が最も多かったのは、前回ランク外だった元プロボクサーのフロイド・メイウェザー(2億8500万ドル、約313億円)だった。

メイウェザーは昨年8月、世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」のスター、コナー・マクレガーと対決。その試合でおよそ2億7500万ドルを手にしたことで、2012年以降、4度目のトップとなった。

前回まで2年連続の首位だったサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドは、今回は3位(1億800万ドル)。2位は同じサッカー選手のリオネル・メッシ(1億1100万ドル)だった。所属チームとの契約延長に合意したことが、メッシの年収を押し上げた。

過去18年間にトップの座に就いたのは、メイウェザーのほかロナウドとゴルフのタイガー・ウッズの3人のみとなっている(ウッズは今年、年収4330万ドルで16位)。

また、収入が多いスポーツ選手は従来、男性が大半を占めるが、フォーブスが上位50人を発表した2010年以降、少なくとも1人は女性選手の名前が上位100人のリストに挙がっていた。最も多かった年には3人が名を連ねている。

ただし、今回はテニスのセリーナ・ウィリアムズが調査期間中の大半を妊娠・出産で休業したことから、100人の中に女性は1人も入らなかった。

最多は「NBA選手・米国人」

最新のランキングに入った100人の年収の総額は、およそ38億ドル。昨年から23%増えた。11の競技で活躍するプレーヤーの名前が並び、このうち米プロバスケットボールリーグ(NBA)の選手が最も多くを占めている(40人)。2番目に多かったのは、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL、18人)の選手だ。そのほか野球(14人)、サッカー(9人)、ゴルフ(5人)、ボクシングとテニス(各4人)の選手らの名前が入った。

100人の選手たちの出身国の数は、22に上る。最も多かったのは、66人がランク入りした米国だ。主要なスポーツリーグでプレーする選手の年俸が飛び抜けて高額に上っており、それが影響している。

英国からは5人、ドミニカ共和国とスペインからは3人がリストに入った。また、日本とアルゼンチン、ブラジル、フランス、ベネズエラからはそれぞれ2人が名を連ねた(日本人はテニスの錦織圭が3460万ドルで35位、メジャーリーグの田中将大が2310万ドルで95位)。

ランキングの作成にあたり、フォーブスは2017年6月1日からの1年間にプレーした選手の給与とボーナス、賞金などを調べ、合計額を算出した。スポンサー収入は業界関係者への取材に基づき、期間中の広告契約料や出演料、ライセンス使用料を推計している。また、収入の金額は税引き前、エージェント手数料などを差し引く前のものとなっているほか、投資収入は除外している。

編集=木内涼子

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