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Applying the dark arts of satire, cynicism & humor to consumer tech.

Who is Danny / Shutterstock.com

「WankCoin」という新たな仮想通貨が誕生した。Wank(自慰行為を意味するスラング)の名が示す通り、WankCoinはアダルトサイトの有料コンテンツを誰にも知られず、安全に購入するための仮想通貨だ。

仮想通貨とブロックチェーンのコンセプトを理解するのはそれほど難しいことではない。子供の頃、「チャッキーチーズ(Chuck-E-Cheese)」(ゲームセンターが併設された家族向けレストラン)でトークンを購入してゲームをプレイしたり、商品を購入したのと基本的な仕組みは同じだ。カジノでプラスチック製のチップを購入するのも同じ理屈といえるだろう。

ブロックチェーンの利点は、取引きや契約の際に個人情報を安全にやり取りできることだ。WankCoinが何を目的に開発されたかは一目瞭然であり、男性ユーザーの多くは狂喜しているに違いない。

ネット上には無料のアダルトコンテンツがあふれているが、最高のものを視聴するのに代金を支払うのは、動画のストリーミングサービスに加入するのに似ている。WankCoinはイーサリアムをベースにしており、怪しい仮想通貨との関連はない。

現在、100以上のアダルトサイトでWankCoin決済を行うことができるという。クレジットカードだと銀行やクレジットカード会社、家族などに購入履歴が知られてしまうが、WankCoinであればそうした心配は一切ない。

WankCoinを開発した「Foshan」は、広告プラットフォームや出会い系サービス、VRや仮想通貨を手掛けるテクノロジー企業で、「WankzVR」の親会社だという。

「Foshanは長年に渡り顧客が抱える課題を理解し、最先端の手法を使ってユーザーエクスペリエンスを高めてきた。アダルトコンテンツを楽しむ上で、多くのユーザーが個人情報を公にせず、セキュアな方法で決済を行いたいと願っている。我々は、そうした要望に応えるためにWankCoinを開発した。ユーザーに関する情報はマーチャントに一切開示されないため、ユーザーは個人情報や性癖の漏洩の心配の必要がない」とWankCoinのマネージングディレクターであるBradley Phillipsは声明の中で述べている。

WankCoinが他の多くの仮想通貨と異なるのは、既に多くのパートナーシップを実現し、現実社会で機能していることだ。これまで多くの仮想通貨が意味不明なサービス向けに開発され、投資家もそれに踊らされてきた。これに対し、WankCoinはアダルトコンテンツを誰にも知られず、安全に購入したいというニーズを的確に捉えたと評価できる。

編集=上田裕資

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