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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

dennizn / Shutterstock.com

音楽動画配信サービスの「Vevo」が独自サイトの運営を終了することが明らかになった。2009年にユニバーサル・ミュージックとソニー・ミュージックエンタテインメントらの出資で設立されたVevoは、音楽ファンの間で非常に認知度の高いブランドだ。

しかし、Vevoが配信する動画のほとんどはユーチューブで視聴されており、同社は長年にわたり収益面で苦戦してきた。

5月24日、Vevoはコンシューマー向けのサイトやアプリの運営を停止する計画を発表した。しかし、Vevoのコンテンツは今後もユーチューブ上で視聴可能だという。

公式サイトで公開された声明によると、同社は今後、ユーチューブ以外のプラットフォームにも動画コンテンツを提供していく計画という。また、音楽関連の動画製作事業には引き続き注力し、「Vevo dscvr」や「LIFT」などの新人発掘プラットフォームの運営も継続する。

今後は当面の間、Vevoのコンテンツはユーチューブでしか視聴できない状態になるが、同社は引き続き独自の動画広告ビジネスも続けるという。

創立以来、ユーチューブとの緊密な連携により運営を続けてきたVevoは近年、独自サイトの運営に注力し、なんとか顧客を自社サイトに引き込もうとしてきたが、その試みは失敗に終わったようだ。

昨年はVevoから幹部クラスの社員が相次いで退社しており、それが今回の動きの前兆だったとも考えられる。

編集=上田裕資

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