ビジネス

2018.05.25

「2年以内に仕事を辞める」従業員、ミレニアル世代では4割超

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忠誠心を得る方法

ミレニアル世代とその他の従業員の忠誠心を得るために、企業はいくつかの策を講じることができる。そのためには、若い労働者たちが求める次の7つの点を理解しておく必要がある。

1. 雇用者の立場から見た「忠誠心」の意味するところを知りたい

2. 雇用主に対する忠誠心を長期にわたって維持した場合、金銭面でどのような利益を得られるのか知りたい

3. 現在の仕事にとどまること、または新たな仕事に就くことのどちらが、より職業上の成長につながるのかどうかを知りたい

4. 利益を上げることばかりに執着しない企業のために働きたい

5. 企業が得た金銭的報酬は、従業員と分け合ってほしい

6. 前向きな職場文化の一部をなすものになりたい

7. 継続的な学習の機会と職場の柔軟性(勤務時間や勤務地に関する厳格な規則を定められるのではなく、雇用主に信頼してもらうことを含む)を期待する

ギグ・エコノミーの影響


「ギグ(単発または短期の仕事)」を基盤とするギグ・エコノミーの魅力は、ミレニアル世代に退職を考えさせる大きな要因の一つだ。

2年以内に仕事を辞めたいというこの世代の労働者のうち、62%はフルタイムの仕事に代えて、「ギグ」に就くこともあり得ると考えている。その最大の理由は、より高収入を得られる可能性だ。次いで多くが挙げている理由は、柔軟性と自由度だ。

デロイトによると、ミレニアル世代の経営幹部または取締役のうち10人に7人が、フルタイム雇用ではなく短期の契約、またはフリーランスでの就労を検討する可能性があると答えている。

編集=木内涼子

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