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オバマ夫妻(Photo by Drew Angerer/Getty Images)

バラク・オバマ元アメリカ大統領とミシェル・オバマ前ファーストレディのカップルが、ネットフリックスと複数年にわたる番組製作契約を結んだことが、ニュースサイト「Variety」の報道で明らかになった。

オバマ夫妻は番組製作に向けて「Higher Ground Productions」という企業を立ち上げるという。二人の番組が、政治色が濃いものになるかどうかは定かではないが、“Higher Ground”という言葉は、ミシェル夫人が2016年の民主党全国大会のスピーチで言った「相手が低俗になるなら、私たちは高潔であることを目指す(When they go low, we go high.)」というフレーズを思い起こさせる。

契約の締結にあたり、オバマは次のように述べている。「大統領時代の喜びの一つは、様々な人々と交流を持ち、体験を共有できたことだ。ミシェルとともにネットフリックスと契約を結べたことを非常に嬉しく思う。人々がお互いの共感を高め、相互理解の発展を促すストーリーを送り出していきたい」

今回の契約における金銭的条件は明らかにされていないが、夫妻は既に出版大手の「ペンギンランダムハウス」と6500万ドルで回顧録の出版契約を締結したと伝えられており、ミシェル夫人の著作「Becoming」が11月13日に出版される予定だ。

ネットフリックスのコンテンツ主任、Ted Sarandosは声明で次のように述べた。「二人のこれまでの活動は、様々なコミュニティに属する人々に世界を変える勇気を与え続けてきた。夫妻がネットフリックスを活躍の場に選んでくれて非常に光栄だ」

同社がオバマ前大統領夫妻とオリジナル番組製作に向けた交渉を進めているとのレポートを最初に報じたのは、今年3月の「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」だった。

ネットフリックスは昨年10月の時点で、2018年のオリジナルコンテンツ予算を80億ドル(約9000億円)と発表しており、今年4月にはさらに15億ドルをデットファイナンスで調達し、製作予算を増強すると宣言していた。

「ネットフリックスの比類なきプラットフォームは、私たちがシェアしたいストーリーを発信するにあたっての最適な場所だといえる。彼らとパートナーシップを結べたことに非常に興奮している」とミシェル夫人は述べた。

編集=上田裕資

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