ライフスタイル

2018.05.28 08:30

口内環境は先手必勝 歯科医院は「痛くなってから行く場所」ではない

SaMBa / shutterstock.com


体のメンテナンスは好きなので様々な施術を受けていますが、歯科健診はもっとも投資対効果が高いと感じています。というのも虫歯の発見は早ければ早いほど治療が容易ですし、診療に行けば、特殊機器でのステイン(茶渋など)除去や口臭予防もできるほか、ブラッシングのアドバイスをもらうこともできます。
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定期健診を促したくて私が通う歯科医院に作ってもらったDeNA社員用のカード

“カジュアルな”健康情報を広めたい

口内環境に関して、私は社員からのリクエストをきっかけに偶然歯科健診に出会うことができましたが、健康経営を実践していて感じるのは、知らないことで落とし穴にはまっている人が多いということです。それは歯や口内のことに限りません。
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角砂糖いくつ分入っているか知らずに缶コーヒーを水代わりに飲む人、複数の先進国で制限されているトランス脂肪酸が入ったお菓子を毎日食べている人、トイレに立つとき以外イスに座ったままの人、週末の寝だめが習慣化している人など。

ちょっと意識するだけで変えられることですが、知らないがゆえに常習化し、肥満や腰痛、睡眠トラブルを起こし、痛みを感じてから対応策を行うことになりがちです。そういう人を少しでも減らしたいと思い、知れば防げる“カジュアルな健康情報”の発信を心がけています。

今回でいうと、歯科医院は「歯が痛くなってから行く場所」ではなく、「自分の口内環境を確認するために行く場所」ということを伝えたかったのです。

歯に関することは自分自身もっと早く知っておきたかった……という後悔もありかための内容になりましたが、「私、マズイかも?」と感じるようでしたら、まずはフロスやタフトブラシを使ってみていただけたらと思います。溜まっているプラーク(歯垢)がとれるのは、とても気持ちがいいですよ。

連載 : ポテンシャルを引き出すライフスタイルのコツ
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文=平井孝幸

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