ビジネス

2018.05.19

「今週末なぜ働けない?」と上司に聞かれたら

Elnur / shutterstock.com


あなたは特定の役割を果たすことで固定給を得ている。自分の仕事をこなしている限り、仕事以外の時間は自由に使える。もしニールが、土壇場になって新たなプロジェクトをふってくるなら、それは彼が、部署内での仕事量の配分という、まっとうな上司なら持ってしかるべきな能力を持っていないことになる。

残念ながら、ニールのように部下に対して残業や仕事量の増加をさりげなく、あるいは直接的に迫る上司は多い。そのような人々はダメな上司だ。

毎晩深夜まで働いて、体を壊して病院に行くような状態になっても、それでも仕事が終わらないこともある。ホワイトカラーによる「ナレッジワーク」には終わりがない。仕事は次から次へと出てくる。人は帰宅して、充電する必要があるのだ。

あなたは、会社内での転属や別の会社への転職の機会を模索したほうがいいかもしれない。ニールのように部下の私生活を尊重しない上司を持たなかったとしても、誰もが常に転属や転職の機会には目を光らせているべきだ。

その機会が訪れるまでは、「今晩は予定がありますが、明日なら対応できます!」と堂々と言えるよう、練習しておく。自分を守ること。それこそが、自分を強くする唯一の方法だ。

編集=遠藤宗生

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