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“シンガポールのメルカリ”と呼ばれるフリマアプリ「Carousell(カルーセル)」が5月14日、8500万ドル(約93億円)のシリーズC資金調達を実施したと発表した。今回の調達ラウンドは楽天やベンチャーキャピタルの「EDBI」らが主導した。

Carousellは調達資金で、商品ラインナップの拡大やAI(人工知能)テクノロジーを強化するという。2012年立ち上げのCarousellは現在、アジアの7つの市場でオペレーションを行い、自動車から電子ガジェットまで1億4400万アイテム以上を掲載している。

Carousellのマーケットプレイスとしての特徴は、売り手と買い手を自動的にマッチングするスマートなリスティングにある。今回の調達資金の多くは、テクノロジー関連の新たな人材獲得に注がれるという。

「今回のシリーズCは、アジア地域のマーケットプレイス企業としては最大規模のものになった」とCarousellの共同創業者でCEOのSiu Rui Quekは述べた。

「調達資金により、我々のポジションをより強固なものにしていきたい。時代がモバイルファーストからAIファーストに変わりつつあるなかで、プロダクトの先進性は非常に重要だ。次世代の成長を見据え、ワールドクラスの人材獲得を進めていく」

Quekによると、同社はAIやマシンラーニングの活用に大きな未来を見出しているという。「ビッグデータの活用やマシンラーニング分野には大きな可能性が広がっている。なかでもAIを活用した商品提案が今後のユーザー体験に与える影響は大きい。当社では昨年からAIやマシンラーニングを活用した、プロダクトのアップデートを行ってきた」

Carousellは今後、よりパーソナライズされた顧客体験をもたらすことを念頭に置いている。「シンプルでスマート化された商品リスティングにより、商品の売買をより迅速に行い、関連商品を見つけやすい環境を構築していく」

同社は楽天やEDBIに加え、「500 Startups」や「Golden Gate Ventures」「Sequoia India」といった既存出資元の支援も受けている。また、新規の出資元として「DBS」が加わった。Carousellは2016年のシリーズBでは、3500万ドルを調達していた。

編集=上田裕資

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