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2018.05.16 07:30

「優秀なのに内定が出ない」のはなぜ? 5つの原因

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以下は読者のペニーから寄せられた便りと、私からの回答だ。



私は今、転職活動で苦戦しています。でも、原因は私ではありません。私は多くの仕事に適した人材だと自負しています。

実際は、不採用の知らせさえもらえません。自分がふさわしい候補者だと分かっている仕事に応募したときでも何も返事がこないので、やる気がそがれます。

私には何が足りないのでしょうか? 一体何が原因なのでしょう。



ペニーへ

それは、採用プロセスがうまく機能していないからだ。残念なことに米国では、ほぼ全ての中企業・大企業(また小企業の多く)で採用プロセスが崩壊している。プロセスそのものが、修復できないほど壊れてしまっているのだ。

侮辱的で、速度がのろく非効率で、雇用主には高コストが強いられる。現在の採用プロセスには制度改革が切実に必要とされているにもかかわらず、企業は問題に取り組むどころか、問題を認識することさえなかなかできない状況だ。それでも求職者は、崩壊した採用制度のがれきの下をくぐり抜け、素晴らしい仕事を手に入れることができる。

募集中の仕事を楽にこなせるような適任の候補者が不採用になる理由のトップ5は次の通りだ。

1. 応募や履歴書をキーワード検索ソフトウエアが見逃し、誰の目にも触れなかった。

2. 候補者の経歴が求人広告の全要件を満たさないため、採用責任者に会うところまで進まなかった。

3. 候補者が、求人広告に掲載されていた特定の認定や資格を持っていなかった。

4. 1次面接まではこぎつけたが、面接官が仕事について何も理解しておらず、本来候補者を面接すべき人ではなかった。その人に、採用パイプラインから外されてしまった。

5. 経験があまりに豊富なため、高い給与を要求されるのではないかと思われた。

ルールに従っていては、自分にふさわしい仕事を得られない。現代では、良い仕事を得るためにルールを破ることが必要だ。

まずは、目標とする雇用主のリストを作る。求人広告に応募してばかりではいけない。あなたの才能を必要としそうな会社を書き出し、各企業の適切な部門の責任者に接触しよう。
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翻訳・編集=出田静

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