2. 成長する分野で仕事もある
フリーランサーに対する需要は高まり、人数も増えている。会計サービス大手インテュイット(Intuit)が実施した調査によれば、労働者全体に占める「独立労働者」(フリーランサー、請負労働者、臨時労働者など)の割合は、2020年までに40%に増える見通しだ。
フリーランスが可能な仕事は多くあるが、中でも特に人気な仕事もある。人気のフリーランサー向けサイト「アップワーク(Upwork)」によると、急成長しているフリーランススキルには、ビットコイン、アマゾン・ダイナモDB、メディアバイイング(媒体の広告枠買い付け)、ビデオ編集などがある。これらはほんの一部で、世界にはまだ多くの可能性がある。今からでも遅くはない!
3. 自分が自分の上司になる
自分自身をひとつの会社としてみなそう。もはや誰か他の人間の監督下や、ましてや好きでもない上司の下で働かなければいけない時代はもう終わった。フリーランサーは自分の時間、クライアント、スケジュールなど全てに関して自分が責任を持つ。それを難しいと思う人もいるかもしれないが、本当に素晴らしいことだ。
自分のバーチャルスペースへ受け入れるクライアントを自分で決め、仕事する時間も休憩時間も自分で管理できる。午前10時にヨガ教室へ行った後に地元のカフェでお茶を飲みながらパソコンを開く、という生活をしてみたい? あるいは3週間の休みを取ってパリ旅行に出るのは? 自由にすればいい。フリーランスの世界では、自分がルールを作れるのだ。
それでもまだ躊躇しているのなら、現在の仕事を続けたまま、サイドビジネスとしてフリーランスを試してみるとよい。それには鍛錬と手間が必要だが、もし魅力を感じているのなら、一歩踏み出すことを私は勧める。最悪の場合でも、以前の仕事に後戻りすればいいだけだ。行動を起こせない理由が純粋に不安だけであるとしたら、考え方をシフトし、リンクトインの自分のプロフィールを充実させて、様子を見てみるとよい。
フリーランスは以前よりも容易になっている。今こそ自分自身の上司になる最適なタイミングだ。躊躇する必要はない。