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ハリソン・フォード(Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images)

2016年にヒットした3DCGアニメーション映画「ペット」の続編「ペット2」(2019年6月全米公開予定)の新キャストが明らかになった。アニメ映画の声優初挑戦となるハリソン・フォードを筆頭に、豪華キャストで前作超えのヒットを目指す。

「ペット」はニューヨークで暮らすペットたちが、飼い主が留守の間に冒険を繰り広げるコメディ映画。ジャックラッセルテリアのマックス、雑種の大型犬デューク、「元ペット団」を率いるウサギのスノーボールらの友情や、動物管理局との攻防戦を痛快に描き、製作費7500万ドル(約82億円)に対して8億7500万ドル(約953億円)の全世界興行収入を得た。

「ペット2」の声優陣にはフォードの他、ティファニー・ハディッシュ、パットン・オズワルト、ニック・クロール、ピート・ホルムズが新加入する。前作で主要キャラクターを演じたケヴィン・ハート、ジェニー・スレイト、エリック・ストーンストリート、エリー・ケンパー、レイク・ベル、ダナ・カーヴィ、ハンニバル・バーエス、ボビー・モイニハンも続投する予定だ。

フォードの役柄は明らかにされていないが、フォード以外はほぼ全員がコメディ界のスターという布陣でどのような存在感を放つのか、期待が高まる。あえて役柄を推測するならば、反骨精神あふれるキャラクターに定評があるフォードらしく、小汚く怒りっぽい雑種犬あたりだろうか。

いずれにせよ、製作会社のイルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオにとって、フォードの起用は歴史的な快挙と言える。

そして、もう1人の特筆すべき新キャストがパットン・オズワルトだ。映画情報サイト「デッドライン」によると、オズワルトが演じるのは、前作でルイ・C・Kが演じた主人公のマックスだという。周知の通り、C.K.は昨年、複数の女性からセクハラを告発され、出演作の制作や公開の中止が相次いでいる。スタンダップ・コメディアン出身のオズワルトは、声優としても数多くのアニメ作品で活躍しており、2007年のピクサー作品「レミーのおいしいレストラン」では主人公のネズミのレミーを演じている。

製作会社は「ミニオン」で有名な大手

作り手に関しては、監督は前作から引き続きクリス・ルノーが務める。脚本は前作の共同脚本家3名のうち1人であるブライアン・リンチが今回は単独で執筆する。双方ともイルミネーション・エンターテインメントの他作品も手がけており、ルノーは「怪盗グルー」シリーズ(2010-2017)や「ロラックスおじさんの秘密の種」(2012)、リンチは「ミニオンズ」(2015)で知られる。

イルミネーション・エンターテインメントは、2007年にクリス・メレダンドリが創業した映画製作会社。「怪盗グルーの月泥棒」(2010)を皮切りに、これまで計8本の長編アニメーション映画をおくり出し、そのうち2本(「ミニオンズ」と2017年の「怪盗グルーのミニオン大脱走」)がそれぞれ全世界興行収入10億ドル(約1089億円)を超える大ヒットを記録した。

8作品の全世界興行収入の総額は55億ドル(約5991億円)に及ぶ。また、10億ドルには届かなかったものの、「SING/シング」(2016)ではマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソンらの演技が話題を呼んだ。さらに年内に最新作「グリンチ」の公開を予定している。

編集=海田恭子

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