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2018.05.02 12:30

海外旅行に多い5つの間違いと対策のためのヒント

La Bella Studio / Shutterstock.com

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インスタグラムの影響の一つなのだろうか。旅行をしたいと考えている人はとても多いようだ。ただ、パスポートを持っていても、それだけで「正しい旅行の仕方」を知っているということにはならない。

そこで、5年以上にわたって外国で暮らし、ライターとして世界各地を旅行してきた経験を基に、筆者が海外旅行において重要だと考える5つのポイントを紹介したい。主に長期の旅行者やバックパッカー向けではあるが、どのような旅をする人たちにも、何らかのヒントを提供することができるだろう。

1. 出発前に両替する

米国人がキューバに旅行する場合など、デビットカードが使えない国に行くなら別だが、それ以外は出発前に両替をしておくことはない。手持ちの現金を外国の通貨に両替すべきでない理由については非常に多くの記事が書かれているが、それでもこの「間違い」を犯す旅行者は非常に多い。

外国に旅行する場合は、外貨取引手数料がかからないデビットカードを持っておくといい。到着してから、現地の通貨を引き出すことができる。その際、カードを発行している銀行は自動的に、最新の為替レートを適用する。

大抵の場合、空港内での両替には割高な手数料がかかる。市内中心部に出てから両替するのがお勧めだ。最近では多くのタクシー会社が、クレジットカードでの支払いを受け入れている。

2. 出発前によく休んでおく

直観に反するように聞こえるかもしれない。だが、これは長距離の移動について、筆者が実際に効果を立証済みの簡単な方法だ──飛行機には、疲れ切った状態で搭乗すること。機内で眠っていられれば、暇をつぶす方法を考える手間を減らすのに役立つ。4インチの画面で楽しめる映画の数は、限られている。

3. ネックピローを持参する

出張で移動する人たちに、ネックピローを愛用している人は多い。だが、長期の旅行には邪魔になるものだ。ジャケットやマフラーなどを丸めて代用することもできるだろう。バックパッカーとして世界中を旅しようとしている人たちなどにとっては、持ち運ぶ荷物が一つ増えるだけだ。

4. 本を何冊も持って行く

読むものがないのは嫌だと思う筆者はいつも、荷物に本を入れすぎてしまう。行き先が都市であれば、少なくとも1カ所は英語で書かれた書籍も扱っているような書店はあるのだから、どうかしている。

そうした書店に行くことは、その土地の文化に触れるための最適な方法の一つだ。普段自分が使っている以外の言語ではどのようなものが注目されているのか、書籍がどのような分類をされているのかなどを知ることができる。

電子書籍があれば、あとはビーチや混雑したバスの中など、電子書籍を使うのが適当と思えない場所での読書のために、1~2冊のペーパーバックを持てばいい。

5. 処方薬しか持たない

処方薬を持って行かなければならないのは当然のことだ。だが、いつも使用している市販薬を忘れてしまう旅行者は多い。普段使っている胃薬や頭痛薬、アレルギー薬は、数回分は持っていこう。

それらと同じような市販薬はどの旅先でも手に入るだろうが、数回分でも手元にあれば、代わりとして最適な薬を見つけるまでの時間的余裕が持てる。

編集=木内涼子

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