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2018.05.01

テクノロジーは不要 生産性を向上する13の方法

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6. 削除ボタン

生産性が上がるかどうかは、削除ボタンを容赦なく迅速に使えるかどうかにかかっている。削除すべき良い例は、自分の戦略上の目標と関係のないメール、二度と見返す可能性のない書類、時間を無駄にするアプリケーション、生活を乱す雑務などだ。ボタンでなく資源ごみ入れやくずかごを必要とするものもあるが、私の言いたいことはもう分かってもらえただろう。

7. カレンダー

いわゆるToDoリストよりも、カレンダーの方がはるかに良い。一日のマスが小さいものを選べば、一日の内にできる量について自分をだまさずに済む。ToDoリストが問題なのは、現実とかけ離れていること。1日には24時間しかないことは誰にも変えられない事実だ。

8. 何も置かれていない広いテーブル

あなたのデスクには、過去のプロジェクトやこれからのプロジェクト、やるべき事や懸念事項が散乱している。紙の山が周囲の視界を遮り、パソコンの画面は開いたアプリケーションの数々で占領されている。生産性を高めたいなら、広いスペースを作り、現在進行中のプロジェクトに関連する必要最低限のものだけを置くべきだ。

9. 小型のメモ帳

作業スペースの横に、小さなメモ帳を置いておく。自分の気を散らすアイデアなどをここに書き留めることで、いったんそのことについて考えるのをやめて、後に取っておくことができる。

10. 消音機能など、自分の邪魔をさせない仕組み

生産性向上に集中力は欠かせない。思考を遮られるたびに、自分がどこにいたのかを思い出し、遅れを取り戻さなければならない。自分自身が原因となるものを含め、邪魔はできる限り避けること。携帯電話は片付け、通知機能はオフにすること。

11. しっかり睡眠を取る

ほとんどの人は睡眠時間が十分でない。恐らくあなたもそうだろう。睡眠不足のまませかせかと働くと、生産性が高まったと感じるかもしれないが、実際にはただ忙しいというだけ。睡眠は十分にとろう。

12. 定期的な運動と賢い食事

睡眠だけでは足りない。運動と食事も同じように重要だ。生産性が高いのは、次のどちらだろう? 無気力で、体が痛み、弱々しく、疲れ切った人か? それともエネルギッシュかつ健康で、熱意ある人か?

13. 規律

本格的に取り組む前に、その瞬間に関する明晰さを持つためには、規律が必要だ。今に関する明晰さがなければ、迷いが生まれ、手探りで当てずっぽうになってしまう。そうなると時間の無駄だ。

以上の13の方法を使い、明晰さやコミットする能力や集中力を得られれば、生産性を劇的に高めることができる。

編集=遠藤宗生

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