キャリア・教育

2018.05.01 10:00

「面接恐怖症」を克服する10の方法

Dima Sidelnikov / Shutterstock.com


4. 過去の面接を思い出す
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過去の面接では何がきっかけで緊張し、居心地が悪くなっただろうか? 面接や模擬面接を受けた後は必ず、冷や汗が出た瞬間を書き出す。これこそが備えておくべきポイントだ。

予想していなかった質問をされると慌てふためく人がいるが、おかしなことではない。「素晴らしい質問ですね、少し考えさせてください」と言って考えれば、面接官はそのことを不満に思わず、自分の質問を褒められたとうれしく思うはずだ。

5. 面接以外の場で対応力をつける
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面接が怖い理由の一つは、毎回設定が異なるためだ。登場人物は違うし、原稿もない。面接以外で似た状況を見つけ、経験したことのない状況に対応する練習をしよう。

コミュニティーが開催する授業や非営利団体のボランティアに参加し、わざと居心地の悪い状況に身を置くことで、不安に楽に対処する力を身につければ、キャリアだけでなくさまざまな場面で役に立つ。

6. パブリックスピーキング力を磨く

パブリックスピーキングを学ぶための団体「トーストマスターズ」に入ろう。人前で話すことを怖がっている人は多い。パブリックスピーキングの練習をすれば、将来の面接に多大な効果が期待できる。

7. 今までに達成したことを振り返る

夜ベッドに横になっているときなど静かな状態で、自分の人生やキャリアで達成したことを思い出す。面接官は、あなたの素晴らしい物語を聞きたがっている。今まで聞かれたことのないような質問に「正しい」答えができるかどうかを心配するより、過去の成功を思い出そう。

8. あらゆる質問に答える練習をする

例えば次のような質問だ。

・現職で好きなこと、嫌いなことは?
・現職で、あなたの社内外の顧客は誰? 顧客があなたから必要とし、期待するものは?
・次の仕事で学びたいことは?
・今までのキャリアで気づいた自分自身のテーマ(注力してきた専門分野や解決したい問題など)は?
・キャリアを通して取り組んだ最大のプロジェクトは? その中であなたの役割は?

9. 面接前に体を動かす

心と体はつながっている。面接が午前11時であれば、その日は仕事を休み、朝は激しい運動をする。面接開始時に疲れていればいるほど、落ち着いて冷静な状態でいられる。

10.「誰かを喜ばせる必要も、何かを証明する必要もない」と繰り返す

必要であれば、心の中で何度も繰り返し言い聞かせよう。面接を行う目的の一つは、雇用主があなたの適性を見極めることだ。しかし、あなたにとってはるかに重要なもう一つの目的は、仕事が自分に合っているかを見極めることだ。

あなたの人生には、その一部になる資格のある人だけを迎え入れる。どこで、誰の下で、誰と働くかは自分で決められることだ。それを決して忘れないように。

翻訳・編集=出田静

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