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2018.04.27

0ではなく、2からのスタートを サムライインキュベート榊原氏らが語る海外進出

(写真左から)サムライインキュベート代表取締役 榊原健太郎氏、エルピクセル代表取締役 島原佑基氏、トリプル・ダブリュー・ジャパン代表取締役 中西敦士氏


現地情報・現地ネットワークの重要性

次に語られたのは、X-HUBプログラムの活用法について。ドイツコースを終了した島原氏は「私自身は海外について知る機会は多いですが、他の社員は私より多くない。海外のことを知って成長してほしいと思い、社内で私以外の社員にX-HUBプログラムを活用したドイツ進出を任せました」と語った。

榊原氏は、自らのイスラエル進出時の苦労談を交えながら、X-HUBプログラムの活用方法を提案した。

榊原:イスラエルではオフィスの契約内容が非常にシビアでして、毎年賃料が上がり、オフィスを借りたあと税金が20%かかることも後から知りました。住居選びも間違って、現地の土地感覚も無かったので夜まで騒がしい街に家を借りてしまいました。もうちょっと慎重に選べばよかったなと思います。

現地での弁護士選びも重要。色々と問題があり、私は弁護士を5回も変えましたから。もしいま私がX-HUBプログラムを活用するならば、どういう場所にオフィスを構えて、どこに家を借りて、どういう人を採用すればよいか、などを事前に知るのに活用したいですね。

中西さんはこれまで進出した国で失敗したことはありますか?

中西:フランスは労働者の権利が非常に強いため、正社員を雇用する場合は慎重にやった方が良いという話をされました。

島原:事前にそういった現地の情報や現地ネットワークがない状態とある状態とでは雲泥の差があるので、海外で成功する確度は飛躍的に上がります。自分たちだけで海外進出をしようとすると、0から、またはマイナスからのスタートになってしまいます。

しかしX-HUBプログラムのようなプログラムを活用することで、0や1からではなく、ショートカットして2から始められる側面があるかなと。あとで振り返ると「これをやっていなかったら今の会社はない」と思うことは多々ありますね。



米国西海岸進出支援コース 参加企業を募集中

このイベントではX-HUBブログラム 米国西海岸進出支援コースの募集開始も発表された。期間は約3か月(2018年6月下旬~2018年9月中旬)、応募締切は5月20日(日)、重点領域は先端技術(ヘルスケア、医療、AI等)となっている。

米国西海岸(サンフランシスコ等)より、プログラム受講者の事業分野や成長ステージに合わせて、アクセラレーターやVCを東京へ招聘。ディスカッションや現地事業会社とのビジネスマッチングを通じて、海外展開を開始するための足掛かりを東京にいながらにして作ることができる。

また榊原氏はじめ3名が事前に知っておくのは非常に重要だと語っていた、現地進出に不可欠な法務面等のサポートや英語でのコミュニケーションスキルのブラッシュアップ等、専門家によるサポート機会もプログラム内にて提供される。詳しくは米国西海岸進出支援コース募集ページより。

X-HUB TOKYO EVENT ~グローバル展開へのチャレンジ~
主催:東京都
日程:2018年4月16日(月)
場所:グローバルビジネスハブ東京
登壇者:
・サムライインキュベート代表取締役 榊原健太郎氏
・ドイツコース採択企業:Coaido株式会社/エルピクセル株式会社/東京ハース株式会社/Trillium株式会社/アセントロボティクス株式会社
・シンガポール採択企業:株式会社ユカシカド/サスメド株式会社/ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社/HoloEyes株式会社/株式会社BONX/トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社


米国西海岸進出支援コース
http://x-hub.tokyo/program/1051
期間:約3か月(2018年6月下旬~2018年9月中旬)
採択予定企業数:5社程度
重点領域:先端技術(ヘルスケア、医療、AI等)
会場:プログラム概要に記載
応募締切:2018年5月20日(日)
※上記の重点分野・領域に該当しない都内ベンチャー企業等の応募を妨げるものではありません。
※場所はプログラム毎に変更となる可能性があります。
※本プログラムは海外派遣プログラムではなく、東京にてプログラムを実施します。

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