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Africa Studio / shutterstock

ちょっとした集まりの終わりに、記念の集合写真を撮ることは多い。後日、それを見返してみると、少し前のものでも、どこか懐かしい感じがしたりする。メンバーがもう一度、同じように揃うことはないような気がすることも多い。

そんなセンチメンタルな気持ちはさておき、どんなに大勢メンバーが集まっていても、集合写真でまず気になるのは自分の写り具合だ。うまく写っていないときは、他の出席者が「これで自分を思い出すのか……」と気が重くなる。

とはいえ、いざ撮影のときには、大勢のなかのひとりとして、「没個人化」の心理もはたらく。それで、自分の写りをないがしろにしてしまうことも多い。ではどうすればいいのか? 集合写真を撮るとき、自分の存在を自然にアピールできる方法を紹介しよう。

目印役になりながら……

上下関係など気にすることのないカジュアルな場合なら、まずはどの位置に行くのかが重要だ。出席者の記憶に目立って自分を残したいときは、いちばん後ろの列で、手など上げたりするのも悪くない。多少、浮いていても、会を盛り上げようといちばん後ろでがんばっているようにも見える。他の人に写真を見せたときでも自分を説明しやすい。

出席者のなかで、比較的、自分を小柄に感じたり、装いが地味すぎると思ったときはどうするか? 派手な目立ち方ではなく、重要人物と思わせるなら、いちばん前の列に陣取るのがよい。「このあたりですか?」と声をかけ、センターのあたりで目印となり、さっさとしゃがんでしまえば、むしろ気が利く人に見えるものだ。

心理的リアクタンスを利用せよ

例えば途中から参加して、その会であまり話すチャンスがなかったという場合は、撮影タイムをネットワークづくりに活用したい。コンタクトを取りたい人物がいたら、撮影時にその人の隣に、「いいですか?」と言って、入れてもらう。出来上がった写真では親しい関係に見える。

また、その「いいですか?」を期に、最後に話しかけてみるのもよい。集まりが終わるときには、もうこの場にいる人とは会えないというリアクタンス(心理的抵抗)が生まれる。相手に自分を印象づけるのには、うってつけの好機だ。ラストとか最後のひとつと言われると、なぜか買ってしまう、あの心理と一緒だ。

一方でときには、ここにいるべきではなかったという会もあるはずだ。ライバル会社の人間が大勢いたり、集まった人たちのカラーが強かったときには、あとあと何しに行ったのかと自問自答することもある。そんなときは、自分が参加していた証拠になる写真は残すべきではない。集合写真を撮る段になって抜けるのは失礼にあたるので、こういったときは、会がお開きになる前に帰るのがスムーズだろう。

文=中井信之

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